中国初の宇宙飛行士は楊立偉(38)
神舟5号に乗って中国初の宇宙飛行士となるのは、中国東北の遼寧省出身、38歳の楊立偉(ヤン・リーウェイ)氏であることがわかった。8:00現在、日本のメディアは(ネットで見る限り)どこも報じていないようなので、「日本でのスクープ」の名乗りを上げるとしよう。人民網日本語版もまだである。
以下、南方網に載っていた記事を日本語訳しておく。
楊立偉
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神舟五号の宇宙飛行士確定 楊立偉は“中国初の宇宙飛行士”になる 2003-10-15 02:10:22 新快報
南方網のニュース
中国は宇宙進出に先がけて三名の候補者を発射基地に赴かせて最後の訓練と評価を行なっていた。現在、彼らの身体的状況と心理的な素質は皆、最善の状態となっている。第一位になっているのは中国東北出身の楊立偉、第二位は翟志剛(音写)、第三位は聶海勝(音写)である。三名の候補者は最後の心理テストを行ない、それによって天に昇る候補者が決定される。聞くところによると、楊・翟・聶三名の能力は突出しており、技術力は厳しい試練に耐えうるものであり、レベルは上下の差がなく、心理的な素質も皆すこぶる良い。ただし、最終選抜は優の中の優が選ばれるのであり、比較となる科目はもはや技術能力ではなく、ただ一つ残る心理的素質である。現在の状況では、楊立偉が第一位であり、天に昇る可能性が最も大きい。
最後に優の中の優を試す
漏れ聞くところによると、何度かの心理テストにおいて、第二位の翟志剛は非常に素晴らしかったという。しかし、これは楊立偉の心理的素質が悪いというのではない。逆に楊立偉の心理的素質はよく、心理状態も常に非常に安定していた。
しかし、最後の一回のテストが鍵となる。中国有人宇宙飛行の総指揮・総装備部部長の李継耐は、この重要な時に参戦将兵全体に呼びかけている。「必ずや冷静であれ、冷静であれ、さらに冷静であれ。丹念に、丹念に、さらに丹念に」
競争はあっても互いに仲はよい
関係者からの情報によると、翟志剛も東北出身であり、楊立偉は東北の同郷であるが、省は同じではない。楊立偉・翟志剛・聶海勝の三人の間には競争があるが、彼らの関係は非常に仲が良く、不愉快なことは発生していない。
候補者が最終決定
記者が原稿を印刷所に回す直前の最新ニュースによると、まもなく空に昇る「神舟」五号有人宇宙船の宇宙飛行士はすでに確定しており、38歳の楊立偉である。
調べによると、楊立偉はここ二日間すでに「神舟」五号の宇宙船内にあって関係する操作と実験を行なっており、その主要な内容は避難訓練となっている。
楊立偉紹介
1965年遼寧省綏中県生まれ
1983年空軍パイロットに選抜される
1993年試験に通過して宇宙飛行士となる
(編集:唐亮)
関連サイト
・blog::TIAO
カテゴリ:神舟が飛ぶ日
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いよいよ打ち上げか・・・楊立偉がんばれ!