ジャーナリズムにおけるウェブログ形式は何が急進的なのか?
ウェブログ型の情報発信は、既成のマスメディアとどのように違うのか。それを考える参考になる記事が、CNET Japan - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:Blogの増殖で変わる世界について考える(2003年10月31日)からリンクされていたので、日本語訳してみました⇒はじめてのウェブログ「ジャーナリズムにおけるウェブログ形式は何が急進的なのか?」。「興味のある方は原文をどうぞ」と言われると俺は燃える(笑)。
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参考までに今回訳した2つのブログについて簡単に説明しておくと、
●PressThink
著者Jay Rosenは「民主主義におけるメディアの役割」を追求しているメディア評論家。
●HypergeneMediaBlog ※メディア・コンサルティング&デザイン工房HypergeneのChris WillisとShayne Bowmanによるブログ。このサイト内にある「WeMedia」という白書も面白そうだ。
ここに書かれている話はそれぞれもっともだと思われる。しかし、そのような特徴を活かすだけのものが(少なくとも日本で)稼働しているかといえば、まだまだと言わざるを得ないだろう(その萌芽はあるが)。
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私は単体のblogではなく、その集合体(blogosphere)はマスメディアであり、次世代ジャーナリズムとなれると考えています。それは「既にある情報を、右から左に流す」ことにマスメディアの... 続きを読む
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松永さん、いつも感心しますが、よくいい記事ネタを見つけてくるものですね。
ジャーナリズムとウェブログの関係は日本では今後どう展開するのか非常に興味があるところです。
とはいえ、自分自身がそうしたことだけを中心に活動するつもりはないのです。
やはりウェブログは個人が自分の楽しみの範囲でやるものと考えています。
しかし、気になるテーマがあれば追いかけてみる、というスタンスですね。
実はご存知のように昨日西安の西北大学での下流表演事件がニュースで流れ、こちらも追ってみたのですが、最初の中国報道がどうもかなり脚色されていたようで、まだ真相は藪の中ですが、わたしのサイトにも中国に肩入れしすぎ、日本人の立場で考えろというような書き込みが初めて殺到しました。
個人でこうしたセンシティブなテーマをあつかうときには注意が必要ですね。今回はいい勉強になりました。
日本人は英語読まないので(笑)ウェブ上で見つけた情報の「英語原文に当たる」だけでも新しい発見がありますね。
このブログもフリーのライター/編集者がやっているとはいえ、別にマスメディアに対抗するジャーナリスト気取りをする気もないし、その余裕もありません。そのへんはMAOさんと同じだと思います。といいつつ、またちょっと狙ってるネタはあったりするんですが(笑)。
西安の件ですが、そういう反響があるということ自体がいいことではないですか? もちろん、どの情報に基づいてコメントするかということについては慎重さが必要かもしれませんが、逆にいえば、「この情報に基づくなら、こう考える」と明記していればいいのではないかと思います。情報が違っていたら意見も変わる可能性がある、ということを最初から明記しておく。
といいつつ、このブログは自分の意見をあまり言ってませんね。「この人はこう言っている。それを訳しただけ」という部分が多すぎる(笑)