ジャーナリストとしてのブロガー
「はじめてのウェブログ」に「ジャーナリストとしてのブロガー」記事をエントリー。カリフォルニア大学バークリー校のローカル・ニュース・ブログ「Calstuff」に載ったKelvin Deenihanの11月2日記事より。既成メディアに依存しないブログの可能性を、自分の体験した身近なニュースをブログすることに見出している。
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要旨をまとめておくと、
・新聞記事にリンクするだけであれば、ブログはいつまでたってもメジャーなメディアに従属・依存する存在である。
・自分の直接体験についてブログすれば、それは独自のメディアとなる。
・しかし、広い地域・国家などを対象とすれば個人には扱いきれない。だから身近でローカルなニュースを発信すればいい。それによって逆にメジャーなメディアが情報を取りに来ることもある。
・このような身近に直接体験したニュースを発信する「ローカル・ニュース・ブログ」がネットワーク化すれば、新しいステップへと踏み出すことになるだろう。
と体験に基づいてKevinは考えているようだ。このへんの発想はblog::TIAOの「民草のメディアと在外日本人ネットワーク」カテゴリなどを参照すると興味深いものがあると思う。
新編雑記・日記ブログと、ここでいう「ローカル・ニュース・ブログ」の違いは、主に「外部に情報を発信するのだ」という「明確な意識」の有無ではないかと思う。日記はつぶやきでも何でもいいし、他の人に見てもらいたいという欲求が基本。ローカル・ニュースはそこにジャーナリスト的な視点が求められるだろう。日本でも大阪ブログや沖縄ブログ、北海道ブログなどが登場しているが、ここで自分の見聞きした事件の直接レポートがガンガン飛び出すようになると面白くなるだろうと思う。あと、ワセダの人は早稲田ニュースを「はてなダイアリー」で、慶応の人はMTで慶応ニュースをやること!今すぐ!(笑)
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時代の先端を行くウェブログに、早くも「iCan」なる進化形?が現れたようだ。 続きを読む
Blog of the Yeah!ノミネートおめでとうございます!
これだけ内容あるブログなら当然だと思います〜(^0^)/
そして土佐ブログという試み、とても楽しみにしています。
枕草子などではなく土佐日記を選んだというのが素敵!
私も自分でブログを始めてから、毎日内容を伴った記事を書くことがいかに難しいかを実感しています。
そして意外だったのは、見ている人には作者の個人的な話や、地域のコアな話題の方がずっと面白いと思ってもらえること。
例えば大阪で起こったニュース、というよりも大阪ではこんな風に会話が進むんやで〜というような話題の方が盛り上がります(笑)
人によっては全く興味のない話題だろうと思っていましたが、そういう話題の方が、逆に、全体的に好まれる傾向にあるようですね。
Kelvinさんの記事は、ブログは徐々にこういう面白さによって選択される時代になる、と暗示しているようで興味深いです。
晩上好!
Blog of the Yeah! 2003 「Best article blog」部門のライバル?になってしま
いましたね(笑)。
リストの最後に載っているのがいいポジショニングだと喜んでいたら、その後ろ
に伊藤穰一さんの「JOI ITO」が並んでいたのでビックリ!
そこで改めて記事を読んでいたら、ちょっと気になる記述があったので、野良猫
が大御所に噛みついてみました(笑)。
よせばいいのにね、年甲斐もなく、と思ったのですが、せっかくのお祭りですか
ら賑やかな方が楽しいし、これをきっかけにウェブログとジャーナリズムの議論
ができればそれなりの意味もあるのではと思っています。
喧嘩になったら助っ人をお願いします!
■大御所に喧嘩を売るわけじゃないけれど
http://blog.readymade.jp/tiao/archives/000416.html