ブログ意識調査に答えてみる

s0s_bl0gのs0sさんが、「blogに関する質問のような記事」を12日間アップし、それに対してみんなで答えてみるという「Research Blogathon」企画を立ち上げました。タイミングを逃したので、その最後の質問が公開された今日、まとめて全部答えます。

これ、各記事にトラックバックしたらSPAMっぽいかなあと思いつつ公開。

2003年11月18日21:40| 記事内容分類:ブログ/ウェブログ| by 松永英明
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【RB】Question No.1■blogに記事をエントリーする基準はなんでしょう?
 自分が関心を持ったことの中で、ネット上にデータとして存在させるならば自分を含む幾ばくかの人たちの役に立つだろう、とか、読んで面白がったりできるだろう、と思える内容を、エントリーの候補とします。そして、公開する準備が整ったら公開しています。
【RB】Question No.2■コメントやトラックバックの基準はなんでしょう?というか、この機能は必要ですか?
 自分のブログで話題としたい場合はトラックバック、相手ブログ内で話題が完結していいんじゃないかと思うときはコメントになります。
 これらの機能は「不可欠とまではいわないが、あれば非常に便利」と考えています。女子十二楽坊サイトはブログでもないのにコメント・トラックバック可能にしてありますが、各記事ごと(たとえば個々のメンバー)へのコメントがついたりするなど、なかなか面白い現象が出てきています。
【RB】Question No.3■よくチェックしているblogやサイト(ニュース、情報サイトに限りません)は?またその理由は?
 特に固定してチェックしているわけではありません。自分の興味関心がそのときどきで違ってきたりしますので。ただ、はてなアンテナに載せているサイトはよく見ることが多いうちの一例です(まだちゃんと登録しきれてないので)。
【RB】Question No.4■自分のblogは誰に向けて書いていますか?また、誰に読まれていると思いますか?
 タイトルに使われたキーワードを検索して来訪すると思われる閲覧者の皆さんが対象と考えています。
【RB】Question No.5■blogの更新頻度と内容の充実度のバランスを気にしますか?またそれはなぜでしょう?
 出せるときは出すし、出せないときは出さない、というくらいのことしか考えていません。
 タイムリーに出した方がいいだろうな、という記事は、充実度を犠牲にしてでもできるだけ早く公開します。内容を充実させたい内容については、1週間寝かせておくこともあります。また、タイミングを逃したがどうしても出したいと思ったら、今度は充実度で勝負と考えたりもします。
【RB】Question No.6■blog上とリアルでの自分の振舞いを比べると、どのような差がありますか?
 別に振る舞いというか考えていることそのものに違いはないですし、特段キャラを作っているわけでもないのですが、すべてをブログ上で表現することは不可能ですから、印象が違って見えることがあるかもしれません。
【RB】Question No.7■今後、あとどのくらいblogを続けていると思いますか?続ける理由、辞める理由がある(できる)とすれば、それは何でしょう?
 ブログという形態が必要でなくなれば、あるいは更新が不可能になれば、やめると思います。例えば、自分の表現にとってブログより適切な表現手段があれば、乗り換えたりするかもしれません。
 古くからの日記サイトやテキストサイト、情報サイトなどでブログに乗り換えている方もいます。同様に、将来において、ブログではない新しいものが出てきたとき、それに乗り換えることもまたありえるでしょう。
【RB】Question No.8■自分のblogに寄せられるコメントやトラックバックでどのような交流ができたらうれしい、もしくはウザイですか?それはなぜでしょう?
 嬉しいのは、新しい事実が積み重なっていったり、話題が深まったり、広がったり、発展したりする場合です。
 ウザイといえばスパム(笑)。
 不思議なトラックバックというのがあります。こちらの記事Aから他ブログ記事Bにリンクした(A→B)ので、B記事にトラックバックしました(ここでB←→Aの相互リンクができている)。その後で、なぜかそれと全く同じ記事BからAにトラックバックが返されることがあります。A→Bへのリンクはすでに本文中にあるのに、わざわざトラックバックするなら、重複しますよね。これって「見ましたよ」という合図なんでしょうか? ウザイとは思いませんが、謎です。
【RB】Question No.9■blogを使って、こんなことができたらおもしろいのに、こんなことしてみたい、といったことは何でしょう?
 特定テーマに絞った「ブログ読みブログ」あるいは「ポータルブログ」。
 例えば「日本ローカルブログセンター」。地域・地元の話題を中心に扱っているブログを読んで、面白い話題をピックアップします。北海道とか世田谷とか大阪とか別府温泉とかはすでにありますね。で、そのローカルブログは記事を更新したらセンターにトラックバックします。そうすると「今日の日本各地の記事」一覧リンク集が作られるわけですね。だれかやってください(笑)。
【RB】Question No.10■blogでは、読み手にわかりやすく発信する必要があると思いますか?それはなぜでしょう?
 そうする必要があると思っている人のブログには、その必要があると思います。「ウェブログ@ことのは」は、できるだけわかりやすくすべきだと考えています。
 しかし、わかりにくいウェブログはあってもいいんじゃないですか。自分や身近な人にしかわからない内容や表現であろうと、甲骨文字やトンパ文字や楔形文字で全文書かれていようと、それは表現する人の勝手です。仮に自分の好きな作品の中の特定のキャラクター名を二人並べて間に×印を挟んで「このカップリング限定のサイトです」とか言われても、そもそも何が何だかわかりませんが、そういうブログは理解できる人たちだけの閉鎖された空間なのでしょう。それはそれで「あり」だと思います。しかし、その場合は「誰にも理解してもらえない」とか「アクセスが増えない」とか「誤解された」といった苦情を言うべきでないのもまた事実です。
 そうではなく、たまたまその記事にたどり着いた人にも理解してほしい、と思うのであれば、読者のことを考える必要は当然あります。
【RB】Question No.11■「blogが流行っている」ことに関して、どう思いますか?
 流行というものはいずれ廃れます。やがて、ブログは特別なものではなくなり、従来の掲示板・チャット・日記・ニュースサイト・ウェブリング・メールマガジン・メーリングリスト等々と同列にブログという単語が並べられることになるでしょう。
【RB】Question No.12■自分のblogの過去ログを読み返したり何かに利用することはありますか?それはどんな時でしょう?
 特にリンク集的に書いたエントリーはよく見返しますね。サイト単位へのリンク集ではなく、記事内容的なリンク集として便利です。
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2003年11月18日21:40| 記事内容分類:ブログ/ウェブログ| by 松永英明
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