ページ盗用問題のまとめ
「はじめてのウェブログ」ページ盗用問題であるが、盗用サイト側が早々にサイトを閉鎖するという(こちらもそこまで想定していなかった)結果に終わったので、とりあえず経緯をまとめておきたい。
これまでの関連記事 ・2004年03月23日 ページ盗用とレンタルサーバーMLM屋 ・2004年03月26日 ページ盗用サイトに反撃♥
・2004年03月27日 VEGA CLUBの汚名をそそぐもお読みください。
これまでの経緯
■2004年03月17日 アクセス解析で異常にアクセス数が高いリンク元があったのでたどってみたところ、the-japan.netのほうのページを発見。
はてなダイアリーの方に以下のように記載する。
■こういうのって抗議すべきなのかどうなのか。 http://www.the-japan.net/vega/articles.php?id=30その後、コメント欄でも
インラインフレームで「はじめてのウェブログ」を表示。
まあ悪意はなさそうだし、
アフィリエイトリンクもそのままなので(笑)
実害ということもないんだけど、
こういうことはやらない方がいいよと教えてあげた方がいいのかなあ。
# bmp 『ウケル、マツナガがええならええんちゃうか。』というような反応だし、とりあえずまあ放置しようか、と思っていた。ところが、よくよく見るとこれは金儲けのためのサイトではないか(この時点ではMLMとは理解しておらず、単純にレンタルサーバー売り込みサイトと認識していた)。そこで追記。
# dokusha 『メールで抗議ではなくて松永のコンテンツであることが明確にわかるようにしてくれって相互共存を申し出た方がいいと思うけど。こりゃあやっぱ一体だもんな』
# strange 『執拗に攻撃した方が面白いと思ったのかもしれないのは10年位前だな(わらい』
【追記】【3/28さらに追記:VEGA CLUBそのものではなく、1ユーザーが】
ここ、一応有料のサーバー会社なのだな。これはいかん。
■2004年03月23日 週末はちょいと忙しすぎたので完全放置していたが、再度見たところやはり連絡くらいはしておこうかと思って、サイト内にあったメールフォームから送信。文面としては、リンクならいくらでもOKだがインラインフレームを使ってそのまま自サイトのコンテンツのように見せて表示させるのはまずいから改善してくれ、という内容(ちなみに現時点で返信はない)。そしてはてなの方にこう記載する。
id:Taka_Jokerさんのとこよりここでしばさんが.htaccessのやり方を教えてくれた。■ [web]インラインフレームで他人のコンテンツをパクる商業ベースサイトこの表示方法は著作権方法になるから、即刻何らかの対処をするように
VEGA CLUBさん、これはひどい。
で、こんなこと書いてるし。
ぜひ、自分自身に対して「適切な処置」を取ってください。
と連絡しておいた。
もしやらない場合は、.htaccess使って「ここはサイトコンテンツ盗用した」と
表示させるつもり(´ー`)y-~~
つかハカーの人は「リファラで判断して別ページに飛ばす」方法教えれ
それから、このサイトでページ盗用とレンタルサーバーMLM屋の記事を書いたのだった(記事を書くためにサイトを全部見直したり、VEGA CLUBで検索したりして、MLMであることがわかった)。
【※3/28追記:VEGA CLUBは厳密に合法に運営されています。また、VEGA CLUBの趣旨に反して1ユーザーが暴走したものであり、VEGA CLUBそのものは何ら関与していません】
■2004年03月24日 今回、もしこの事実を公開していなければ、もっと強硬な手段に出ていたと思う。しかし、今回の盗用騒動の現場として該当サイトを見に行く人もいると思われたので、あまり難しいことはできない。はてなの方にはこう書いていた。まだ対処法検討中。
自縄自縛 うちのサイトの内容を完全盗用しているVEGA CLUBの問題だがここで「悪徳商法マニアックスに飛ばす」という案が出て来たので、ひとまず採用することにする。しかし26日初稿出しというスケジュールなのであまり手間はかけられない。
ページ盗用とレンタルサーバーMLM屋 : ウェブログ@ことのは
の記事を書いてしまったがゆえに自縄自縛状態
つまり、下手に変更すると「盗用されている状態」がわかりにくくなる
しかも善良なお客さんに危害を加えるわけにもいかない
現在、カトゆー/リンリン王国からリンクされてるので
この悪質な行為についてじっくりと見ていただきたいという気持ちもある
いつ、どんなふうに変更して思い知らせてあげるか検討中
■2004年03月25日 まずは「はじめてのウェブログ」のトップを少しだけ変更してみた。はてなに書いた内容で示すと、
■盗用サイトに反撃開始 サイトコンテンツ盗用レンタルサーバー VEGA CLUB - ウェブログまあこれは応急処置ということで。
サイトコンテンツ盗用レンタルサーバー VEGA CLUB - ウェブログ
↑こういうリンクの仕方そのものが反撃(google bomb使用)
とりあえずこのサイトはコンテンツ盗用MLM商法サイトVEGA CLUBに盗用されています。という表記を追加。
VEGA CLUBによる盗用の詳細についてはここをクリック。
当サイトはVEGA CLUBをお勧めしません!
盗用し続ける限り自らの評判を落とすように仕向けるというソリューション。
【3/28追記:VEGA CLUBの名前を使ったユーザーが盗用していたのであって、VEGA CLUBそのものは盗用していません。お詫びして訂正します。】
■2004年03月26日
まあこういう騒動というのはギスギスしがちなので、こちらが笑い飛ばせるくらいのことをしないと精神上よろしくない。そこで、「盗用し続けるなら勝手にどうぞ。ただし、そこであなたの評判は落ち続けるし、こちらは逆に他のサーバーの宣伝とかさせていただきますよ。ついでにギャラリーの人たちにも楽しんでもらえればこれ幸い」という路線で突っ走ることにする。そして、.htaccessを使って表示用ページに飛ばしてみた。
そして、対処方法などを含めて「ページ盗用サイトに反撃♥」記事を公開。
自分としても「リファラを判断して、問題あるサイトからのアクセスなら別ページに飛ばす」という作業は初めてやったので、勉強になったという側面もある。
画像キャプチャはしていなかったので、dotnote Days... - ライブ後で首が痛い日で提供されている画像をこちらにも掲載させていただきます。ありがとうございます!(という風に書けば盗用にならないのにね)
インラインフレーム内で表示させたファイルは、http://www.kotono8.com/2004/vegaclub.htmlである。
■2004年03月27日
午前00時55分までに当該サイト開設者がサイト閉鎖。ただし、念を押しておくが、当方としては「インラインフレームによる表示をやめる」ことだけを望んでいたのであり、サイトを閉鎖しろと言った覚えは全くないし、閉鎖したのは開設者自身の過剰反応であることは明言しておく。
その後、当サイトに謝罪コメントがつく。疑問点はいくつか残るが、サイトも消えた上、連絡先も不明なので、これ以上やりとりすることはできない。
このサイトは私個人のサイトです。失礼致しました。
認識が甘いとお叱りを頂くだろうと思いますが決して「盗用」したつもりはなく、そもそもブログをメインにしたサイトではないので、当サイトの訪問者にも専門分野のサイトを見ていただく方良いだろうと思い掲載した次第です。
先立ってご連絡申し上げるべきでした。
なお、私はVEGA CLUBのアフィリエイトを開始しようとしていたところで、ご覧のとおりまだ完成しておらず、また一切広告もしていません。
自分のサイトをチェック中問題となっているページを見て心臓が止まりそうでした。。。(まだ手が震えています。。。)
決して貴サイトを攻撃するなどという意図があるものではございませんし、既に消去いたしました。
なお、繰り返しになりますが、このサイトはVEGA CLUB本体のサイトではありません。貴サイト及びVEGA CLUBの関係者にもご迷惑をおかけしてしまったことに深く反省しております。
個人で作成していたサイトなのでどうかご勘弁下さい。
各所でこんなにも問題になっているとも知らず、本当にご迷惑をおかけしてしまいました。
既にサイトは消去いたしました。
皆様に多大なるご迷惑をおかけ致しましたことを心からお詫び申し上げます。
松永様
この度は、大変なご無礼を致しましたこと深くお詫び申し上げます。
小生、今般VEGA CLUB様のアフィリエイトを開始しようと準備をしておりました。その中でウェブログを始めたいと考えているサイト訪問者向けのコンテンツがあるといいだろうと思いました。ただ、小生にはウェブログに関しても知識がないため、専門家のウェブをご紹介するのが良いだろうと考えた次第です。先立ってご連絡申し上げるべきところ認識の甘さからそのままにしておりました。「盗用」といわれても仕方がない掲載だったと深く反省しております。FTP・SSHについても同じで、ご迷惑をお掛け致しましたことを深く深くお詫び申し上げます。
上述のとおり、私個人のサイトでのことであり、VEGA CLUBご本体様のサイトではございません。
何も知らず、本日、検索サイトで『VEGA CLUB』を検索していたところ、貴サイトの投稿内容があり、拝誦している際にふとクリックした先が弊サイトでこのような状況にあることを知りました。まだ完成してもいませんし全く広告もしておりませんでしたので、驚きと困惑で胸がバクバクと音を立てているのが分かるほどでした。
状況がわかり、すぐにこちらにお詫びの投稿をさせて頂くとともにサイトを削除致しました。
申し上げるまでもなく、今後このようなことなきように致します。何卒お許しの程お願い申し上げます。
◎まず、謝罪の投稿者名が「空白」で連絡先も不明のままというのはいかがなものか。それだけで謝罪になっていないと怒る人もいると思う。
◎リンクに際して事前に連絡がなかったこと自体は問題ではない。「インラインフレームによる表示方法」が問題だったのである。事前に連絡があっても、この表示方法は受け入れがたい。少なくとも別のサイトを表示しているとはっきりわからなければならない。
◎繰り返して言うが、「他人のコンテンツをそのまま自分のサイトに取り込んでいながら、そのサイト開設者の作成によるものと誤認させるような表示方法」がまずいのである。
◎当サイトを「攻撃」されたとは思っていない。むしろ、盗用されたというのはサイトの内容を評価していただいたわけだから、その点についてはある意味感謝すべきところでもある。しかしそのまままるごと自分のサイト内に取り込むのはまずい、というのが論点なのである。それは「損害」を与える可能性もある。たとえばVEGA CLUBと当方が関係あると思われ、問い合わせを受けた場合、その手間・時間などは具体的な損害となりえる。
◎個人サイトであってVEGA CLUB本体のサイトではない、という点についてはMLMであることを調べた時点でわかっているが、連絡先がVEGA CLUBのものしか記載されていない以上は、このようなサイトを作る会員がいたことについてVEGA CLUBに連絡が行っても仕方ないのではないか、と思う。CopyrightはVEGA CLUBになっていたわけだし。VEGA CLUB本体ではないというなら、そこは別表記にすべきだろう。【※3/28追記。これは明らかに当該ユーザーに問題がある。VEGA CLUBも被害者といえる】
◎「個人サイトだから許してくれ」というのは論点が違う。個人サイトだろうと大手企業サイトだろうと、そもそもこういう盗用表示がまずいことには違いがない。もっとも、本当に「趣味」の個人サイトならここまでやらなかった可能性があることは上述のとおり。パクりによって「収益」を上げようとしたのであるから、一段厳しく対処させていただくことにした。「オープンソースコードソフトを[※27日修正:あたかも自作であるかのように見せかけて]販売して収益を上げる」に近い問題だと思う。無断で
◎[※追記。3/27、VEGA CLUBからのメールによると、このユーザーはMLMではなくアフィリエイトとして参加していたとのこと。だとすれば矛盾はない。追記終わり。]ところで、閉鎖サイトのアドレスに飛ぶと、他のレンタルサーバーXREAのエラーページに飛ぶんだよね。どうしてVEGA CLUBで借りていないんだろう?という素朴な疑問がわいてくるわけだが。つまり、この人は明らかに「サーバーをレンタル」せずに「MLMにだけ参加」していたわけで、他のVEGA CLUB参加者とは毛色が違うところがある。「VEGA CLUBそのものではない」と強調しすぎるところもかえって変に見えてしまうのだが……。まあこんなことを考えていても時間の無駄なので放置することにする。
なお、当方としては月曜くらいまでは放置されているんじゃないかなと思い、週明けにVEGA CLUBに電話してこの会員のサイトについて聴いてみようと思っていたことを申し添えておく。
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インラインフレームの恐怖の続きですけども。 現在、盗用したサイトは本人が削除したようで404エラーで見ることができません。(ウチでは現在サーバーエラーの表示がですが。2004/03/28 ... 続きを読む
ウェブログ@ことのはさんのページ盗用問題が話題になった。 現在は盗用したサイト自体が削除され、管理者も謝罪の言葉を述べているため、 とりあえずこの件に関しては、今後の進展は... 続きを読む
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【biog】ことのは【ブログ】 スレッドからのpingです。 続きを読む
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悪用:わるく利用すること。わるい目的に使うこと 援用:自己の主張のたすけとして 続きを読む
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「the-japan.net」も「vega-club.net」もVALUE-DOMAINでドメイン取ってるようですから、
VEGA CLUBは自前のサーバー持ってないんじゃないでしょうか。
「例のサイトの中の人」らしき人が、
ウチのblogにも謝罪の言葉を残していきました。
やっぱり、タイトルも名前も入れないで。
どれだけ過剰反応なんだよ、って感じですわ。
本当に本人かは分からないし、メールが本当に届くのかも分からないですが、うちのコメントにはメールアドレスが入っていましたよ (^^;
当該コメントは
http://tiger.air-nifty.com/tigers_logs/2004/03/post_78.html#c139296
です。
↑上記徳保氏の記事について簡単に。
私は「参考文献の提示」(参照)である「リンク」と、適切に参照元を提示してコンテンツを利用する「引用」、そしてそれ以外の「転載」や「盗用」を厳密に区別しています。
書かれたタグのみで単純に判断して徳保氏はインラインフレーム表示を「リンクであって盗用ではない」と主張していますが、現実問題としてインラインフレームでは内容そのものすべてが「リンク元」サイト内に取り込まれて表現されるため、著作権違反になるという判例もあるわけです。その判例を私は支持します。
したがって、「リンクを盗用という愚」と主張する愚には賛同しかねます。
なお、googleやgooなど検索エンジンでの取り込みについては、検索した人がだれも「これはgoogleが作成した画像である」と考える余地がないという点で同意を得やすいと思います。
以上。
なお、いちいちソースを見て判断することをリテラシーとして読者に求めることには賛同できません。出力された結果において判断するのでなければ、ブラウザは不要ということになりましょう。
松永さん、こんばんは。
先ほど、 VEGA CLUB の方から丁寧なメールをいただきました。既に私のサイトにおける文章で誤解を招く部分は修正しましたが、キャプチャ画像自体にも誤解を招く内容が記録されていると指摘をいただき、キャプチャ画像の撤回をいたしました。
おそらく松永さんも同様の指摘をいただいていると思いますが、画像を提供した者として、私からも画像の撤回をお願いします。
また、問題への対応、各サイトへの訂正周知等、お疲れ様ですと一言添えておきます。
俺も謝罪、弁解のコメントを頂きましたが、名前も連絡先も無かったので、いたずらだと思って消しちゃいました。
私の方にも謝罪コメントありました。
「うちに謝罪されてもなぁ・・・」と思ったので削除しましたが。無記名な時点で信憑性薄いですし。
http://deztec.jp/design/04/03/000212.html の主張に対して、
http://dokusha.hp.infoseek.co.jp/any/test20040326.html のような物を作ってみました。
確かに「情報の共有」という価値を認めることは徳保に異論はありません。しかし、
「ようは HTML の原理原則から考えるか、実際の閲覧者のリテラシを前提に含めるか、という差だといえる」という意見は誤りです。
今回の問題はHTMLの原則と、それを実現するブラウザの実装という現実があり、そこではインラインフレームが一体の著作物と誤認されるという実情があります。さらにそのような著作物の利用が現行法制化で違法か適法かという議論があるはずです。法に照らし合わせて見たがまず問われるべきで、適法を「多数派原理主義」と切り捨てる見方はともすれば「社会から遊離した技術者の暴走」と戒められなくてはならないでしょう。(この辺りはティシュエンジニアリングと生命倫理などの話題とも重なります)
もちろん、技術の革新によってこの「法制化」の基準は変わるでしょう。例えばこのインラインフレームを擬似的に立体表示するような実装がブラウザになされれば独立した著作物としてみなしうると適法となる可能性は有ります。しかし、あくまで今の議論は現在の実装を下になされています。
その現在の実装を無視した立論は現実から遊離しているとみなさざるを得ません。
(つーか、ディープリンク問題でリンク可に立ったわたしを知っているヒトが見たら越し抜かすかもな)
あと2点指摘しておきます。
1.「後日談とか」において「みんなも勘違いしたよね? だから僕が勘違いしたのも仕方ないよね?」と「多数派原理主義批判」をなされていますが、袖の下の刃が見える文章ですね。当該ページがVEGA CLUB作成と誤認され、当該ページによってVEGA CLUBが被害をこうむったのならその問題は当該ページ作者とVEGA CLUBの間の問題であって、松永は関係なんだろう。それともインラインフレームで「引用」された者は引用されたページにあわせてページを作成されなければならないのか?
ここに既に徳保の矛盾があるのではないか。
2.「米川先生は『~と考える』としかおっしゃっていないのだけれども」との事なんだが、個々の事案の法的適合/不適合は最終的には個々の判決により確定する。それまでは法律の条文、判例などより「~と考える」としか言えないのは当然じゃないか。(それとも、このような法的でテクニカルな問題は原理主義であり、「~と考える」と言う表現は主観の表明でしかない。と多数派原理主義に逃げ込むか?)
それよりも、現に和解が成立しており、インラインフレームにおける著作者人格権の侵害が広く(多数派原理主義かもしれないが)認定されていると言うこの現実の状況を理解されたほうがいい。
技術が社会に先行し、社会を革新する姿は尊いが、社会が遅れている、遅いからといって社会をおいてきぼりにして技術だけが先走ってしまったなら、技術は社会と対決し、相互に傷つけ合うだけになってしまう。