【重要】VEGA CLUBの代表者との電話/読者の皆さんへの要望

 先ほどVEGA CLUBを運営しているネットワークサービス社の取締役・大原幹也さんと電話でお話をしました。VEGA CLUBそのものは今回の件について責任がない、と私は思っていますが、そのようなユーザーの暴走を止められなかったことなどについて非常に責任を感じていらっしゃるなど、極めて誠実な方であるとの印象を受けました。
 今回の「盗用問題」について、実際に退会者が多数でるなど、VEGA CLUBさんのほうでも実際に被害がでてしまっているようです。

 今回の件では、実際に盗用サイトを作ったユーザーが非常に紛らわしい表記をしていたため、私もVEGA CLUBさんの表現を貶めるような表現を過去にとってしまっていました。これについてはお詫びし、訂正します。

この盗用問題について取り上げてくださったサイトの皆さんにお願いがあります。もし、VEGA CLUBそのものが盗用したかのような表現がサイト上に残っていれば、修正あるいは該当個所の削除、もしくは追記をお願いできないでしょうか。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

詳細は以下に。
【3/29追記】問題のユーザーさんご本人とも電話で直接お話ししました。私の方はこれ以降、責任等追求するつもりはありません。本人は(やり方はまずいところもありましたが)悪意をもってやったわけでもなく、また非常に反省していますので、これ以上追い込む必要はまったくないと考えます。したがって、この方の行為によって浮き彫りになった問題そのものを論じるのはいいと思いますが、このユーザー個人について云々することはやめていただければと思います。罪を憎んで人を憎まず、ということで。

2004年3月28日23:00| 記事内容分類:ウェブ社会| by 松永英明
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 当サイトでは、たとえば「サイトコンテンツ盗用レンタルサーバー」等の表現をすべて変更しました。盗用したユーザーがいたことは事実ですが、VEGA CLUBそのものは極めて健全に運営されています。
 VEGA CLUBの運営母体であるネットワークサービス社の方から、サイト上の記述についてのお願いのメールが届くかもしれません。その場合は、ご協力いただければ幸いです。

 電話でお話させていただいたところ、大原さんは極めて良識的な方でした。今回の件では、VEGA CLUBも大損害を被っており、例の盗用ユーザーに対する法的対処も考えていらっしゃるそうです。
 


 盗用発覚時点では、当該ユーザーがVEGA CLUBのドメイン名まで取得しており(ネットワークサービス社ではVEGA CLUB名のドメインはない)、タイトル部分もコピーライトも連絡先もすべてVEGA CLUBになっていたため、当方もVEGA CLUBと表現するしかなかったわけですが、これらすべてが当該ユーザーによる不適切な表現であったわけです。
 規約ではきちんと運営者の連絡先も表示することになっているそうですし。
 私が紛らわしい表現をしてしまった理由はこのとおりです。したがって、その情報をそのまま使ってしまったサイト運営者の皆さんには、お手数をかけますが、訂正願えれば幸いです。

 マルチ・レベル・マーケティング(MLM)については、私も勢い余って不適切な表現をしていたところがありました。MLMそのものは合法的な範囲で運用可能です。もっとも、その法的規制は極めて厳しく、多くのMLMが実際には法の範囲を逸脱したマルチまがい商法やネズミ講になってしまっていたり、強引な勧誘、あるいは破綻に至る運営ミスなどで問題を引き起こすことが多いのも事実です。
 しかし、お話をうかがった範囲では、VEGA CLUBではもともと無理な運用はしておらず、また法的にも極めて厳格に運用されているので、マルチまがい商法と混同するのは適切ではありません。
 したがって、「VEGA CLUBをお勧めしません」という表現は撤回し、そのような表現をしたことをお詫びして訂正いたします。
 もちろん、MLMというシステムそのものについての好き嫌いはあると思いますが……。

 なお、VEGA CLUBは約1年の実績があり、現在数千人の会員を擁しているそうです。そして、これまで運用上のトラブルはまったくなかったとのこと。今回の事例は極めて極端なものだったと思われます。


 今回の盗用騒ぎを起こしたユーザーもかなり反省しているようですが、経験が浅いがゆえにあまり適切な対応をとれていないように思います。
 たとえば、サイトをいきなり全閉鎖してしまったこと。これでは単に「逃げた」と思われかねません。したがって、今回の件についての経緯説明などをきちんと閲覧できるようにすることが、本当に「責任を取る」ということだと思います。これはVEGA CLUBの大原さんとも意見が一致しています。
【3/29追記】このユーザーは元のアドレスに謝罪文を再掲するための作業中だそうです。
【3/29追記2】このユーザーの他のサイト等に関する情報がありましたが、今回の件には関係ないことなので削除しました。今後とも個人情報を出さないようにお願いします。

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2004年3月28日23:00| 記事内容分類:ウェブ社会| by 松永英明
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コメント(3)

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インターネットの悪い面をかいま見た気がします。
当事者以外の無関係者から罵られ、さらし者にされる。それでは、謝罪の場がないのではないでしょうか?
もちらん、悪いことをしてるのは間違ありません。ですが、それを正すやり方も考えるべきなのかなと思います。

影響力のあるサイトであるからこそ。。。

謝罪の場でしたら、例のサイトを閉じたりせず、そこにお詫び文を掲載すれば良かったのではありませんでしょうか?
松永さんも、ネットワークサービス社の社長さんも、被害者であるにも関わらず、ご本名を出して事態の収拾に当たられているのに、当の本人がとうとう名乗ることも無く消えてしまうとは…。

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このページは、松永英明が2004年3月28日 23:00に書いたブログ記事です。
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