IBMパソコン事業を買収したLenovo聯想のすべて
12/8、中国最大のパソコンメーカーLenovo聯想(レノボ、旧称:レジェンド)がIBMのパソコン・ノートパソコン事業を買収することを発表した。これにより、デル、ヒューレットパッカードに次ぐ世界第3位のパソコンメーカーとなる。一方、IBMは企業向けに専念する。
このニュースについて、聯想のウェブサイトから、プレスリリースならびに聯想の会社案内、年譜、その他ウェブ上の関連記事などをまとめてみた。
■聯想-IBM連携のプレスリリース
强强联合,打造全球PC领导企业(中文)・LENOVO TO ACQUIRE IBM PERSONAL COMPUTING DIVISION(英文)より
■強強連合、全世界PCリーディング企業をつくる
2004-12-8 10:57:00
――聯想はIBMの全世界のデスクトップ・パソコンとノート・パソコンの業務を買収し、IBMと戦略同盟をうちたてる。
- 2003年同期と比較すると、約120億米ドルの収入を生み出す世界第3位PCメーカーとなる
- 新会社は全世界市場を覆う強大なブランド・多様な製品・先端の研究開発能力を有する。
- 双方ともPC販売・サービス・融資分野において長期戦略協力をうちたてる。
- 全世界本部はニューヨークに設立され、主要な運営センターは北京とローリー(米国ノースカロライナ州)に置かれる。
- 買収額は12.5億米ドルの現金と株式。総額で17.5億米ドルとなる。
- IBMは聯想株式の18.9%を所有し、2005年第2四半期以前に買収を完成させることとなる。
2004年12月7-8日、ニューヨーク州アーモンク(ARMONK)と中国北京――本日、中国とアジアにおけるリーディング・パソコンメーカー聯想集団有限公司(SEHK:992; ADR:LNVGY)とIBM(NYSE: IBM)は重大な合意を発表した。聯想はIBMのパソコン事業部を買収し、世界第3位のPCリーディングメーカーを創設、IBMの企業レベルPC技術を消費市場と急激に拡大する中国市場にもたらし、同時に聯想は中国とアジア以外の全世界的市場を覆う能力を得ることとなる。
双方の2003年の販売実績を合計して計算すると、今回の買収で聯想のPC年間出荷数は1190万台、売上高は120億円となり、聯想は現在のPC業務規模の4倍に成長することとなる。
買収完了後の聯想は、IBMの世界的に有名な「Think」ブランド・ノートパソコン業務と、聯想の中国トップのブランド知名度、消費・商用顧客の高品質サービスと支援、全世界でも最も迅速に成長する中国IT市場の強大な実力と指導的な地位を獲得し、それによって全世界160カ国に膨大な販売ネットワークと広範な世界的な認知度を広めることとなる。
買収完了後、聯想はトップレベルの商用ノートパソコン製品、トップレベルの研究開発と製品差別化能力、さらに強力な革新能力とさらに豊富な製品の組み合わせを手に入れる。
合意によって、聯想とIBMは長期戦略同盟を締結し、IBMは聯想に対して望ましいサービスと顧客融資を提供することになる。
聯想はIBMに対する最大のPCメーカーとなり、IBMは大中小企業顧客に各種パソコンソリューションを提供することができる。
現在のIBM上級副総裁兼IBMパーソナルシステム部門総支配人Stephen M Ward Jr.氏が買収完了後の聯想CEOとなる。また、現在の聯想理事局副主席・総裁兼CEO楊元慶(Yang Yuanqing)氏が買収完了後の聯想理事局首席となる。
聯想の現理事局主席・柳伝志(Liu Chuanzhi)氏はこう述べている。「会社の創立者として、聯想が国際発展の突破口の第一歩を踏み出そうとしているのを見て、非常に興奮している。過去20年間、聯想はすでに中国第一あるいはアジア第一のPC企業に発展してきた。我々が常に変わることなく目指してきた目標は、国際的企業となることで、2003年から聯想はブランドを変更し、2004年には国際オリンピック委員会全世界パートナーに調印し、今、IBMと戦略連盟を形成した。聯想がまさに一歩一歩世界のトップ企業の列に入ろうとしているのを見るのは、非常にうれしいことである」
IBMは聯想集団の株式の18.9%を所有する。IBMは買収完了後の利益を得ることを望んでおり、IBM2004年第4四半期の業績への影響は最小となる。
IBM理事長兼CEOのSamuel J. Palmisano氏はこう語る。
「今日の買収は、刻々と変化し続けるIT市場の中でIBMが高い価値あるチャンスを獲得する能力を更に増強することとなる。過去数年間、我々はIBMの位置づけを再配置してきた。全世界で指導的な“臨機応変”なソリューション方法を提供する企業として、各種規模・各種職種の企業・機関にサービスを提供しようとしてきた。このためには、企業レベルの顧客に集中し、研究開発に対して大量の投資を続けて知的資本を蓄積する必要がある。同時に、この産業の中でのPC業務はますます大規模な経済を必要とし、個人ユーザーや個人購買者の需要を満たすことに集中しなければならない。今日の発表は、IBMは企業レベル市場に専念し、一方では進歩しつつあるPC産業についての全世界的なまったく新しい業務のチャンスを獲得することとなるわけである」
「聯想は、中国とアジアの消費とデスクトップ・パソコン市場において、我々の強大なパートナーとなる。我々は聯想と積極的に協力し、この強大で成功する永続的な全世界的連盟に必要なすべての要素を提供した。
「IBMは我々の顧客のために継続してIBMブランドとThinkブランドを提供する。我々は次世代コンピューター・プラットフォームのための更に先進的なマイクロプロセッサとオープン・ソフトウェア技術を開発し、家庭用・コンシューマー市場における重要な役割を果たし、IBMの独自の卓越した創造能力を発揮することとなるだろう」
買収完成まで、両社はそれぞれの現行のPC業務を維持し、取引先にサービス・製品を納品する。買収完了後、両社のPC業務運営全体が整理され、聯想は顧客にさらに豊富でさらに優れた製品とサービスを提供する。
聯想集団の現総裁兼CEO楊元慶氏はこう語る。「インターネットの発展は、PC業界に広大な発展空間を提供している。そして、同時にもっと大きな挑戦をもたらした。世界的な規模、指導的な技術、運営効率の高い企業だけが未来に置ける最終的な勝利を得ることとなる。IBMの全世界的なPC業務を買収し、IBMとの戦略同盟を組んだことで、聯想はまさに双方の優位を手に入れた。全世界的ブランド認知、全世界の顧客と膨大な販売ネットワークを速やかに獲得し、さらに豊富な製品の組み合わせ、更に利益率の高い運営、指導的な科学技術を手にするのである」
楊元慶氏の指摘に加えるならば、今回の取引は五年期限で全世界的に有名なIBMブランドの使用許可も合意に含まれる。また、全世界に名を轟かせた「Think」ファミリーのブランドを持つ。これによって聯想はIBMの強大な世界的ブランドを利用でき、国際市場における自らのブランド知名度を作り上げる助けとなる。
聯想公司は1984年に設立された。これは中国で最初にパソコンの概念を導入した会社である。1997年以来、連続7年間、中国とアジアの市場でPCのトップの地位を保ち、2003年には聯想PCの売上高は30億米ドルに達した。IBMのPC業務は2003年に90億米ドルの売上げを生み出し、市場に全系列のデスクトップPCとノートPC製品を提供している。
IDCの2003年第3四半期の統計データによれば、聯想とIBMのPC業務を合わせると全世界の市場の8%前後のシェアとなる。将来の全世界的なPC市場の販売高の予測に基づけば、急速に増大する全世界的ノートパソコンとPC市場において、今回の買収はまさに聯想の市場プレゼンスを増強することとなるだろう。
買収協議の中で、IBMと聯想の双方が広範かつ長期的な戦略的商業同盟を打ち立て、IBMは現在の3万人の企業営業専門部隊ならびにIBM.comウェブサイトを通じて、聯想製品販売のためのマーケティングサポートを行い、さらに多くの需要を生み出す。聯想製品はIBMから聯想に加わったPC専門家によっても販売される。IBMの全世界金融部(IBM Global Financing)と全世界サービス部(IBM Global Services)が現在有している強大な企業レベルのチャネルによって、聯想に貸借・金融サービス、保証・メンテナンスサービスを優先的に提供する。
Stephen M. Ward Jr.氏はこう語る。「これは双方の顧客に利益をもたらす取引である。両社は継続的な革新、顧客サービス、株主への利益分配について共通の理念を有している。これは完全に相性がいい。将来の管理者は、IBMと聯想の現在の上級経営責任者と技術管理専門家を基礎として、優れたところを補い合い、国際的に一流の経営陣を形成するであろう。それを誇りに思う。我々は新しい会社の未来について自信がある」
聯想集団の全世界業務本部はニューヨークに設立され、北京とアメリカのオースカロライナ州ローリーに主要な運営センターが設立され、世界各地に販売オフィスが作られる。
買収が完了したとき、聯想は1万9000人ほどの従業員を抱えることとなるだろう。その中の約1万人の従業員はIBM出身(そのうち40%近くは現在すでに中国で仕事をしており、25%以下がアメリカで仕事をしている)、およそ1万人が聯想出身である。今回の買収では、両社の従業員の編制や福利厚生待遇について大きな影響がありえないと予想される。
■買収に関する新聞報道
- 聯想:正式発表、米IBMのパソコン事業買収決定 2004/12/08(水) 12:00:10 中国情報局
- 聯想:日本市場も重視、Thinkpad残す 2004/12/08(水) 12:08:58 中国情報局
- 聯想:「携帯電話事業からの撤退はない」と強調 2004/12/08(水) 19:10:22 中国情報局
- 8日香港銘柄ランク:IBM買収の聯想集団が1位 2004/12/09(木) 07:19:14 中国情報局
- ITmediaニュース:Topics:「IBM、PC事業売却」の波紋
- ITmediaニュース:[WSJ] IBM PCの売却先候補Lenovoが抱える問題
- ITmediaニュース:IBMのPC事業、Lenovoへの売却が正式決定
- ITmediaニュース:LenovoへのPC事業売却発表を受けて、日本IBM大歳社長がコメント
- ITmediaニュース:IBM-Lenovoに「明日のThinkPad」がもたらすリスク
- ITmediaニュース:2005年のPC市場はLenovoのIBM PC事業買収に味方する――IDC調査
- ITmediaニュース:IBMのPC事業売却――顧客への影響はいかに
- ITmediaニュース:IBM:「オンデマンドコンピューティングとPC事業の両立は困難」
- ITmediaニュース:PCを捨て、サービスにチャンスを望むIBM
- ITmediaニュース:これから増える? 中国企業のLenovo-IBM的取引
■会社説明
公司簡介より
1984年、中国科学院計算機研究所が20万人民元・11名の科学技術者を投資して聯想集団が創設された。現在まで発展し続け、情報産業内の多元的な発展を遂げた大型企業集団において一家を成している。2002営業年度には売上高が202億香港ドルに達し、現在の従業員は1万人あまり、1994年には香港で上場し(企業番号992)、香港のハンセン指数の対象株となっている。2003年、聯想コンピューターの市場占有率は28.99%に達する(IDCのデータによる)。1996年以来連続して9年間国内市場のシェアナンバーワンであり、2004年3月末までに聯想集団は連続16四半期においてアジア太平洋市場(日本を除く)でトップであった(IDCの資料による)。2003年、聯想デスクトップパソコンシェアは世界5位となった。
ここ20年間で、聯想集団は一貫して「ユーザーがさらに使いやすく」という理念を貫き、常に最新・最善の科学技術製品を提供することに尽力し、中国情報産業の発展を推進してきた。未来に向かって、IT技術とサービスの提供者として、聯想は全面的に顧客に向かうことを原則とし、家庭・個人・中小企業・大企業という4種類の顧客の需要を満たしていく。そのために、的確な情報製品とサービスを提供していく。
今日、技術分野では激烈な競争が日々行われているが、聯想集団は絶えず研究開発技術投入・研究開発体系確立を常に強化している。現在、聯想研究院は竜頭の2級研究開発システムとなっている。2003営業年度(2003年4月1日から2004年3月31日)において、聯想集団は国家特許480件を申請し、その中で発明特許は50%以上を占める。2003年度中国特許金賞を受賞、国際知的財産権組織(WIPO)が授与する中国傑出発明特許賞を受賞、国家知識産権局から全国企業技術創新、知的財産権最多所有企業とされ、自主的な知的財産権の革新技術システムを初歩的に形成して備えている。2002年8月27日、聯想が自主研究発展させた毎秒計算速度1.027兆回の聯想1800コンピューターは、国外メーカーの1兆機メーカーを打ち破った。2003年、聯想は863計画国家ネットワークノードを落札し、毎秒計算速度が4兆回を超える「深騰6800」スーパーコンピューターを作り出すことに成功した。科学技術部は国家863計画の重大特定項目の成果として対外的に公表した。2003年11月16日に公表された全世界スーパーコンピューター・トップ500ランキングでは、「深騰6800」の計算速度は世界14位であり、これは今まで中国スーパーコンピューターが獲得した順位としては最高である。
2002年12月、第1回LegendWorld(聯想技術開発大会)が北京で盛大に挙行され、聯想は正式に対外的に「関連応用戦略」を公開した。また、これによって、会社の技術ヴィジョンが示され、新世紀聯想の発展と飛躍の基礎が打ち立てられた。2003年7月31日、上海「東方明珠」で聯想科技展2003(Leovo Tech Show)スタート。巡回展覧は全国30数か所の重点都市をめぐり、Lenovoの科学技術の風・革新の風は中国全土にあまねく伝わり、全国各地で科学技術・通信技術の風潮が巻き起こった。
聯想は顧客の需要を満たす能力を大いに有している。北京・上海・広東省恵陽でそれぞれ現代的生産基地を建設し、デスクトップ・パソコン、サーバー、ノート・パソコン、プリンター、パームトップ・パソコンなどの製品を生産し、年間生産能力は500万台に達する。同時に廈門には大規模な携帯電話生産基地がある。科学技術で新機軸を打ち出すことを志す聯想は、品質管理領域でも全国企業の先端を歩んでいる。2002年9月、聯想は先進的な品質経営意識と卓越した品質管理水準によって、「全国品質管理賞」を受賞した。これは受賞者6企業の内唯一のIT企業であった。
2003年4月、聯想集団は北京で正式に「Lenovo聯想」の新ブランド名を使用することを決定した。「Lenovo」はそれまでの英文表示「Legend」に替わるもので、これは全世界で登録された。国内で聯想は“英文+中国語”を使う。海外では英文のみで表示する。
2004年3月26日、聯想集団はトップクラス中国企業として国際オリンピック委員会との協力協議に署名し、国際オリンピック委員会の全世界パートナーとなった。聯想集団は今後4年間のうちに(2005~2008)、2006年トリノ冬季オリンピックと2008年北京オリンピックで世界200余国・地域のオリンピック委員会ならびにオリンピック代表団に独占的にデスクトップ・パソコン、ノート・パソコン、サーバー、プリンターなどのIT技術設備・資金・技術を提供する。
長年にわたって、聯想は努力によって社会各界からの称賛を得てきた。2002年9月《財産》誌の公表した中国上場企業百傑の中で、聯想集団は第6位である。2003年の年末、「中国で最も価値のあるブランド」で「聯想」ブランドは第4位、ブランド価値は268.05億人民元とされた。2003年1月、《亜洲貨幣》第11回“Best-Managed Companies”(最優秀管理会社)の選出で聯想は「最優秀管理会社」「最優秀投資家関係」「最優秀財務管理」のすべてで第一位に選ばれた。
新世紀に向かって、聯想は自身の使命を4つにまとめている。すなわち、
- お客様には:聯想は情報技術・ツール・サービスを提供し、人々の生活と仕事をさらに簡単にし、効率を高め、多彩にする。
- 従業員には:発展する空間を創造し、従業員の価値を高め、仕事生活の質を高める。
- 株主には:株主の長期的な利益に報いる。
- 社会には:社会の文明進歩に貢献する。
未来の聯想は“ハイテクの聯想・サービスの聯想・国際化の連想”なのである。
■聯想年譜
Lenovo Group Limited: History(英文)より
1984年 北京レジェンド(中国科学院計算所新技術発展公司)が設立され、IBMやASTのようなコンピューターや、HPのプリンターや周辺機器の提供を始めた。レジェンドの最初の製品、第一世代中国カードも開発された。
1988年 北京レジェンドその他の中国販売者に海外ブランドコンピューター製品や周辺機器を配布するため、香港レジェンドが設立された。主要な国際的ブランドとは、IBM、AST、HPなどであった。
1989年 香港レジェンドは、マザーボードの設計・製造を開始し、中国の大企業と政府クライアントのためのシステム・インテグレーション製品とサービスを提供し始めた。
1990年 北京レジェンドはレジェンド・ブランドPCの独自ラインの設計・製造・頒布を開始した。北京レジェンドは中国においてホーム・コンピューターの概念を最初に導入した企業である。
1993年 香港レジェンドは広東省恵陽に投資し、グループの製造基地となるレジェンド科学技術公園の建設を行った。
1994年 香港レジェンドが香港株式取引所に上場。同年、グループはプリント配線基盤の製造を開始。
1997年 レジェンド・コンピューターは中国最大売り上げブランドとなり、アジア太平洋地域での主要コンピューターブランドの一つとなった。
1997年 北京レジェンドが香港レジェンドに資金注入。
1998年 100万台目のレジェンドコンピューターが製造ラインから出荷された。これは中国情報技術の発展の新しいステージを象徴するものであった。
2000年 レジェンドが『ビジネスウィーク』誌情報技術トップ100で8位にランクイン。
2000年 香港レジェンドがハンセン指数を構成する株の一つとなった。
2001年 レジェンドは海外ブランド配布部門、デジタル中国ホールディングス社を分離し、香港株式取引所に上場させた。
2002年 レジェンドは第1回革新的技術コンベンション「レジェンド・ワールド2002」を開催。技術革新、新製品、アプリケーション・ソリューションにおけるレジェンドの最新動向ならびに将来の技術発展とアプリケーションのヴィジョン・コンセプト、すなわち「コラボレーティング・アプリケーション」を提示した。
2003年 レジェンドはグループの未来ビジネス開発を扱い、海外市場への展開のための基礎を作り出すために、新しいブランド「Lenovo聯想」を創設。
2004年 グループは公式に英語名をLenovo Group Limitedに変更。
2004年 Lenovoはオリンピック・パートナー・プログラムに参加する中国初の企業となった。これは国際オリンピック委員会(IOC)への最高級の世界的後援である。
■「聯想」関連記事
- 2001年MYCOM PC WEB【特集】中国ITの旗艦-聯想集団有限公司
- (1) 20万元の「創業」から「漢ソウ」の投入まで
- (2)「黒船」到来から市場ポジションの確立まで
- (3)「針対市場」 - 「LEGEND」の強さはどこからくるか
- (4) 人材大争奪戦へ - 国有民営企業としての挑戦
- (5) 中国PC市場の可能性 - 日本企業への示唆
- 0992 聯想集団・基本情報
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【2004年12月9日 ビズチャイナ】聯想集団(レノボ)によるIBMのPC事業買収で、IBMの中国におけるPC部門従業員や販売代理店に不安が広がっている。9日付の第一財経日報が報じた。 聯想はIBMのPC部門全従業員を、聯想主導で設立する新会社に移管すると発表しているが、従業員はこれに懐疑的だ。同紙の取材に応じたIBM上海分公司の従業員はそれぞれ「人員削減の対象になる可能性は高い」との見方を示している。 PC販売員の一人は、すでにライバル社であるデルやヒューレット・パッカード(HP)から打診を受けていることを明らかにするなど、人材流出が聯想にとって難題の一つとなっている。「聯想に買収されるとは……」(ある従業員)と、格下である聯想に吸収されることへの反発心は強い。
聯想についての発展歴史の本とかありますか?教えていただけますか?お願いします