胡錦濤○中国の新皇帝は分離独立運動鎮圧のプロ。日本にとって手強い相手だ(アスキー・ドットPC連載「電脳で[な~るほどねぇ]人物伝」)
アスキードットPC6月号から「松永英明の電脳で[な~るほどねぇ]人物伝」の連載が始まりました。
第1回は胡錦濤。原稿を書いたときには反国家分裂法の話題が出ていたので、今後の胡錦濤路線を探ってみたわけですが、今の反日デモに対する胡錦濤の姿勢も分析を間違っていなかったようでホッとしてます(笑)
以下、少しだけ補足しておきますね。
※この記事は合計で約751字ありますので、個人差はありますが全部読むのに約1分30秒かかります。
2005年4月24日14:21|
記事内容分類:中国時事ネタ, 告知(出版物など)|
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- な~るほどねぇ人物伝のページには、記事に関連するリンクが載っていますので、参照してください。
- 「時事:日中関係」関連記事[絵文録ことのは]に、このブログの中国関連記事があります。
今回の反日デモについて、政治的な部分を極めて単純化して描くと、
- 江沢民(前主席):反日教育で反日・愛国に火を付けてきた
- 胡錦濤(現主席):反日運動や憤青の火を必死で消そうとしている
胡錦濤が反日デモを認めない方針を固めた事実はこの対立をよく示しているといえます。
どこで見かけたか忘れましたが、「胡錦濤は江沢民路線を受け継ぐ後継者(だから反日を進める)」というように書かれているサイトがありました。これは大きな間違いであります。実際には、中国2代目の権力者・鄧小平が、3代目=江沢民、4代目=胡錦濤の二人を事前に指名しており、江沢民が自分の後継として自派から選んだわけではありません。
そして、これは連載記事の方にも書いたとおり、江沢民と胡錦濤の政治手法はまったく異なっており、胡錦濤は反日などという役に立たない遠吠えに頼るつもりはまったくないのです。
胡錦濤がどういう人物か。それを知らずして現在の日中関係問題を論じることはできません。
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※この記事は合計で約751字ありますので、個人差はありますが全部読むのに約1分30秒かかります。
2005年4月24日14:21|
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