ブログの「次」はこれが来る。DWS(デーサイ)=データベース→サイト化ツールの時代

 ブログはすでにウェブサービスに欠かせない基礎的ツールとなった。数年前のマイホームページブーム時代には「だれでも全世界に向けて情報発信できる」というのが売り文句だったが、HTMLとFTPを覚えないといけなかった。今、ブログブーム時代には、ブラウザで表示させ、文字を入力して投稿できる人なら誰でも簡単にブログを作れる。そして、ネット初心者が「ブログ始めました」と言う時代になった。

 私は今、その次を見ている。それは、日記型だけでなく、ありとあらゆるスタイルのウェブページが、ブログのようにブラウザから構築できるツールの時代だ。知人にはことあるごとに「こういうツールを作れば、次の時代のウェブで羽振りを効かせられるぜ」と煽っているのだが、実力と余裕が伴わないみたいだし、ほかにも同じようなことを考えている人は多いようなので、公開してしまうことにした。だれか作ってください。

2005年11月29日04:45| 記事内容分類:ウェブツール| by 松永英明
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FTPの面倒くささからMTへ

 自分がネットを始めたのは96年のことだ。当時のインターネットといえば、HTMLタグを覚えて、FTPでファイルをアップすることでしかページが作れなかった。

 そのうち、掲示板CGIを設置することを覚えた。そして、次に掲示板CGIから進化した日記ツールを使ってみた。毎日HTMLファイルを作成してFTPでアップするのではなく、CGIを使ってブラウザから投稿するのは楽だった。

 それからはいかに楽をしてサイトを作るかというところに関心を持った。アップルップルのa-columnやa-newsは結構使えると思ったし、Mrs. Shiromukuの「自由ノート」や「簡易データベース」はなかなかいいツールだったと思う。

 さて、2003年になって、ライターとして独立し、プロモーションのためのウェブサイトを作ろうと思ったとき、できればサイト全体を何らかのツールで「すべてブラウザ上から更新」できないかと思った。そこで、少し前から気になっていたブログツールを試してみたのだ。その結果、Movable Typeの高機能さに打ちのめされたのだった。

 「ウェブログ@ことのは」(当ブログの旧名)はこうして生まれた。

MovableTypeをブログらしくなく使う

 Movable Typeを使い始めて、すぐに「これを何とかしてブログっぽくなく使えないか」と思った。

 ブログの特徴は、なんと言っても「時系列順で、最新投稿から順番に並べられる」ということである。日記やニュースサイト的なものであれば、これが最も適しているということは言うまでもない。

 しかし、それは一つの大きな制約だ。時間よりもカテゴリー分けが重視される「カタログ型サイト」を作るには、時間は不要、場合によっては邪魔となる。

 そこで、時間データを表示せず、カテゴリーごとに個別エントリーを保存するように、Movable Typeのテンプレートを改造してみた。時間データは、単に並べ替えのための参考という以外の意味はないから、たとえば1つめのファイルは1001年01月01日、2つめのファイルは1001年01月02日、という指定でもかまわない(表示しないから何でもいい)。

 こうしてできたのが、たとえば女子十二楽坊資料集のページだったりする。あるいは、ジェームズ・アレン・ネットでは、書籍の発行年月日を記事の日付に入れることで、カタログ型サイトとして構築されている。この辺の話は、過去にも以下の記事で書いたとおりだ。

(テンプレートを新規作成できないという点で、Serene Bachはこの目的のためには使いづらいが、ブログツールとしてはナビゲーションとわかりやすさを含めて優れたツールである)

Movable Typeの限界とCMS

 CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)というものがある。ものすごく乱暴に定義すれば、「ブラウザ上から記事を投稿してサイトを構築できるツール」ということになるだろう。もちろん、ブログツールもCMSの一種(日付順ということに特化したCMSツール)といえる。XOOPSや各種wikiなどはすべてCMSだ。

 Movable Typeは極めて高機能なCMSツールであるとはいえ、やはりブログツールである。そのための制約はどうしても逃れがたい。

  • 日付が最優先という性質が強すぎる
  • エントリーのデータ項目が増やせない(タイトル、カテゴリー、本文、追記、概要、キーワード、日付、ファイル名程度で、この数と種類はいじれない)
  • エントリーのデータ項目の性質が固定されている

 要するに、データベースの枠組みは決められてしまっていて、その範囲内でしか改造できないということだ。

 たとえば、商品紹介サイトであれば、データ項目として、商品名・発売元・価格・解説・商品画像・カテゴリーといった項目を設定し、価格順に並べたいと思ったりすることもあるだろう。ところが、これをどんな風にMovable Typeのデータ項目に割り当てるかということを考え始めると大変なことになってくる。結局、MTの「本文」と「追記」にほとんどの情報をはめ込むことで逃げるしかない。

 元データの形式をカスタマイズできない――ここに、Movable Typeの限界がある。

CMSツールが使えない理由

 だったら他のCMSツールを使えばいいじゃないか、という人もいるだろうが、実際には使い勝手がそれほどよくない。その理由は何だろうか。

 最大の理由は、大半のCMSツールが「動的出力」することを前提として作られていることだろう。動的出力とは、実際にはHTMLファイルを作ることなく、表示するたびにCGIを動かすタイプのものだ。Movable Typeも動的出力は可能だが、HTMLファイルを実際に生成する静的出力であることが大きなメリットとなっている。それは、表示が軽くなり、サーバーに負担をかけないというだけでなく、サイトの構造をディレクトリ構造でわかりやすくするという要素もある。

 また、CMSツールといえども、やはり元データ形式のカスタマイズが十全にできるというわけではない。

 私もいくつか試してみたが、結局、ウェブサイト構築ツールとしてはMovable Typeを使い続けている。

次世代のツールDWS/デーサイの特徴

 ここまで読んでいただければわかるだろうが、私は、次にやってくるツールは、「Movable Typeのようなコンテンツ・マネージメント機能を完全に備え、HTMLファイルを静的出力する上、元となるデータベース形式も自由にウェブ上からカスタマイズできる“リレーショナル・データベース→ウェブページ化ツール”」だと考えている。

 長ったらしいので、「データベース→サイト化システム (Database to Website System)」=DWSと仮に名付けておくことにしよう(電脳卸ウェブサービスと略称がかぶるけど)。でも日本語だと3~4音の略称が定着しやすいから、「デーサイ」という名前も提唱しておく。まあこれは私の命名なので、そんなのダサイと思う人は勝手に代案出してください。

 さて、このDWS/デーサイの内容を別の言い方で表現しよう。Microsoft Officeには、Accessというソフトウェアがある。これはデータベースを構築し、それをコンバートして独自の表示形式で表現してくれるソフトだ。これをウェブ上ですべてできるツールができれば、私のほしがっている「データベース→サイト化ツール」(デーサイ)そのものということになる。

 もちろん、前のファイル・後のファイルへのリンクや、ナビゲーション関連、新着ページ情報は、表示用テンプレートをカスタマイズすることで自動的に生成される。もし、元データベースを時系列順優先で設定すれば、当然、ブログだって作れる。

 言うまでもなく、RSSを出力し、Google Sitemapデータを自動生成するのも、Movable Type同様、テンプレート一つ追加すれば解決できる。

デーサイ時代のウェブサイト

 デーサイ・ツールを使えば、たとえばショッピングサイトは簡単に作れる。データベースの形式をまず決定し、その形式に合わせた商品データを作ってインポート、そして表示形式のテンプレートをきちんと作れば、再構築後にはもうショッピングサイトが完成している。もちろん、ウェブ上のデーサイ管理画面からデータを変更することも簡単で、商品データを修正するのも簡単になる。

 ショッピングサイトができるのであれば、一般のウェブサイトはたいてい簡単にできるだろう。しかも、テンプレートさえしっかりしていれば、前のページ・次のページ・目次ページ(カテゴリーのトップ)・表紙へのリンクがきちんと表示され、リンク切れもなくなるわけだから、ユーザビリティや動線の問題も解決しやすくなる。

 FTPでウェブページをアップロードするときには、元のローカルデータというものが自分のPC内になければならない。だが、ブログならそれがなくても、出張先のネットカフェから更新・変更・編集できる。さらにデーサイならば、すべてのタイプのウェブサイトをブラウザ上からいじれるようになるわけだ。(もちろん、CGIファイルなどのプログラム関連はいじれない方がいいかもしれないが)

 ただし、ブログを書く人がブロガーと呼ばれるのと違って、デーサイを使ってサイトを構築する人がデーサヤーとかデーサイヤ人などと呼ばれることはないだろう。それは、単にサイト管理人だからだ。ブログはある程度決まった表現形態を指すが、デーサイはサイトすべてを含むシステムだから、それを使う人が他の人たちとどう違うかという区別はない。

Google Baseはデーサイのプロトタイプか

 まあそういうようなことを思って、「こういうツールを作れば、次世代のSix Apartになれるぜ」と友人に焚きつけていたのだが、そうこうしているうちにGoogle Baseというものが登場した。今のところコンセプトは明確ではないかもしれないが、一部のギークたちは「すごいものが出た」と騒いでいるようである。

 私は全然ギークでも何でもないが、Google Baseが出たときには「やられたーっ!」と思った。だが、まだあれは完成していない。もちろん、個人が設置できるCGIの形にもなっていない。

 というわけで、今、次世代のウェブを席巻すると思われる「デーサイ」(書いているうちに馴染んできた。笑)ツールを実用化・普及するにあたって、一番近いところにいるのはもちろん言うまでもなくSix Apart社である。以下、主観に従って書くならば次のとおり(競馬のマークなので×は「ダメ」ではなく「穴馬」の意味)

  • ◎Six Apart(Movable Type開発者)
  • ○Google(スクリプト配布してくれなさそうだが……)
  • ▲Serene Bach 作者のひと(もう目をつけてるかも)
  • △イエイリさんとこ(おもしろがって変なもの作りそうだ)
  • ×はてな(スクリプト配布という方向にはいかないだろうなあ)
  • ×電脳卸(大将、マジこれでっせ)

 まあ、同じようなことを考えている人たちはけっこういるようである。次世代ツール「デーサイ」を現実のものにしてくれるのは、いったいどこの誰だろうか。

 ちなみに、デーサイを普及するには、「データ型やテンプレートをいじらなくてもちゃんとサイトが作れるような、初心者向けパッケージセット」をいかに上手に提供できるかが鍵になるだろう。「ネットショップ型」「個人サイト型」「小説サイト型」「ブログ型」「メルマガ過去ログ型」「まとめサイト型」など汎用性の高いパッケージセットを用意しておき、内容さえ移行すればすぐにデーサイサイトが完成する、という状態にしてあげれば、デーサイの柔軟性と利便性が伝わることだろう。なあに、そこまで普及すれば、あとはみんな勝手にパッケージセット配布サイトを作ってくれるから。

鬼が笑いまくる未来年表

 予言じゃなくて、近未来フィクションってことでひとつ。

  • 2005年11月 Google Baseベータ版開始(既定)
  • 2006年04月 最も普及することになるデーサイツール、ベータ版配布開始。
  • 2006年05月 デーサイツールに関するブログ記事がはてなブックマークで上位を占め続ける。「ブログは今度こそ本当に終わった」がブログ界の流行語に。一方で「デーサイなんてブログに毛の生えたもの」議論が炎上。
  • 2006年06月 アフィリエイターたち、こぞってデーサイに移行。
  • 2006年07月 はてなデーサイ ベータ版登場
  • 2006年08月 大手企業がデーサイシステムを導入してネットニュースで広まる
  • 2006年09月 インプレスから『できるデーサイ』、翔泳社から『デーサイ入門』出版。livedoor DaSi、電脳卸デーサイが登場。
  • 2006年10月 日経新聞がデーサイを記事にする。
  • 2006年11月 GeoCitiesが正式にデーサイ導入。
  • 2006年12月 MTと総合したウェブサイト総合構築ツールMovable Type DaSi登場。
  • 2007年01月 インプレスから『できる100ワザ デーサイ』出版。
  • 2007年01月 オライリー出版『DWS Hacks』発売(by Yappo via コメント欄)
  • 2007年02月 「デーサイは終わった」が流行語に。(by たつを via コメント欄)

コメントに反応してみる(11/29 13:00)

はてなブックマークでこの記事がすごい勢いで伸びているので、コメントしておきます。あと、コメント欄でネタに走ってる人がいるので年表に追記しておきます(笑)

データベースの処理

  • 2005年11月29日 regicat 『DBの設計をどうするかがネックになりそう。』
  • 2005年11月29日 nak2k 『[web2.0][*tag]パッケージセットに「SNS型」「SBM型」「RSSリーダー型」「ポータルサイト型」とかもあるといいね。』
  • 2005年11月29日 shidho 『[web]可搬性を保ちつつどう汎用性をなくすかがポイントだと思う。似たものはどこにでもあるけどね。』
  • 2005年11月29日 mattarin 『私が思うに、データベースは一般ユーザに馴染みにくいので、そこをどう克服するかがカギかと。』
  • (コメント欄徳保さん)『現在も Access から HTML ファイルを生成しているケースはたくさんあって、個人サイトでは、
    Amrit不老不死研究所 http://amrit-lab.com/
    が有名かと思います。今はなき WebSiteDesign 誌でも PageMaker でデータ管理し HTML 文書を出力してサイトを管理していく方法の紹介がありました。わかりやすいパッケージの提供は難題ですが、ベースとなる技術自体は既に多くの経験の蓄積がありますので、将来に期待したいところではありますね。』
  • (トラックバック asobiyaさん)『CMS の進化系なんでしょうけれど、「全然ギークでも何でもない」というなら、Access ではなく Excel とか Word を持ってこないと(笑』

 そう、データベース部分の難しさが最大の難点。しかし、ブログはすでにワードみたいなもんなんですよね。そこで、難しいAccessのようなツールを一般に広めるには、「いろんなタイプを作れる汎用CMS型サイト構築ツール」として、ニーズに合ったパッケージセットを豊富に配布、ほとんどのユーザーはブログ同様「中身さえ書けばいい」状態にする必要があると思います。もちろん、カスタマイズできるよ、自分でいじれるよ、というのは上級者のためにとっておいて。

 手元にあるソフトをいじってアップ、というなら、DreamWeaverのテンプレート機能とサイト管理機能をいじれればいいということになるのだけど、やはりブラウザ上からいじれないのが最大の難点。DWにしろ、Accessにしろ、ファイルメーカーにしろ、これがウェブ上に移行して使えるツールになれば……ってことですね。それがWeb 2.0なのか?笑

 ちなみにDWSというネーミングにはこっそりDreamWeaver Second generationの意味も込めてある……というのは今思いついたネタだけど。


TYPO3、wikiは?

  • 2005年11月29日 harahoro 『コイツTYPO3とか絶対知らなそう』
  • 2005年11月29日 SiteA 『本格的なCMSは既に実現していることだよね。オープンソースのが出てくればいいだけという肝。』
  • 2005年11月29日 REV 『[web][blog]wikiじゃダメなの?』

 あー、TYPO3はいじってないですね。XOOPS、ZOPE、てんぷら、Mambo、Etomite、Xarayaあたりはいじったんですが、この中ではEtomiteがかなり使い勝手よくて、でも開発中止。それと「元データベース部分を自由にいじれる」かどうかに難があったという感じです。あと、疑似静的生成だったし。

 wikiはうちのサイトでも使っていますが、動的生成であること、他のファイルへの固定的なリンクナビゲーションが弱いこと、データベースを放り込んで一気にサイト構築といった用途には使いにくいこと、が難点。

 あと、条件追加すると、デフォルトでUTF-8対応していてほしいですね。これはMovable Typeが日本・台湾等で広まった一因なので。

やれやれー

  • 2005年11月29日 wushi 『この手の話は言ったもん勝ちですね。「いける」と思った人はサイトやツールを作ってみると良いと思います』

 ほんとに自分でプログラミングできるなら、こんな記事書かずにさっさとツール仕上げて世界制覇の野望を抱くんですけどね。

はてなの場合

  • 2005年11月29日 wiateria 『いやむしろはてなが率先してやってビジネスモデル作ったらたいしたもんだと思うけどな』

 たぶん、はてなの場合は「データベースいじらなくても、自由な使い方のできるはてなグループのテキスト部分をいじればいいじゃん」で終わりそうな気もします(笑)

できるザーサイ

  • 2005年11月29日 cheebow 『[Blog][ネット]一瞬ザーサイかと思った……。でも、これきっといろんなところがすでに始めているような気がする。』
  • 2005年11月29日 taquai 『[web] デーサイの類似品にザーサイがあります』
  • 2005年11月29日 Retasu 『この業界用語(ゴイスー、ゲーマン)みたいなリッチな響きはなんとかならんのですか』

 ザーサイまいうー!

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2005年11月29日04:45| 記事内容分類:ウェブツール| by 松永英明
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コメント(25)

現在も Access から HTML ファイルを生成しているケースはたくさんあって、個人サイトでは、

Amrit不老不死研究所 http://amrit-lab.com/

が有名かと思います。今はなき WebSiteDesign 誌でも PageMaker でデータ管理し HTML 文書を出力してサイトを管理していく方法の紹介がありました。わかりやすいパッケージの提供は難題ですが、ベースとなる技術自体は既に多くの経験の蓄積がありますので、将来に期待したいところではありますね。

現在も Access から HTML ファイルを生成しているケースはたくさんあって、個人サイトでは、

Amrit不老不死研究所 http://amrit-lab.com/

が有名かと思います。今はなき WebSiteDesign 誌でも PageMaker でデータ管理し HTML 文書を出力してサイトを管理していく方法の紹介がありました。わかりやすいパッケージの提供は難題ですが、ベースとなる技術自体は既に多くの経験の蓄積がありますので、将来に期待したいところではありますね。

ちょっと手間が掛かりますが、XML+XSL、あるいはファイルメーカーで可能だと思います。
来年度はこれに取り組んでみたいと考えています。
http://machy.skr.jp/trydepart/

2007年02月 「デーサイは終わった」が流行語に。

2007年01月 オライリー出版 DWS Hacks 発売

も追加でお願いします。

使い勝手はわかりませんが、以下のようなフリーのデータベースCGIもあります。参考までに。
ヒロデータベース
http://www.hero.ne.jp/~db/index.shtml AmigoDatabase
http://www.cgi-amigo.com/database.html

2006年11月 楽天広場、デーサイ化
GeoCitiesといい勝負

みなさんすごいですね。。

No.2 の投稿で PageMaker と書いたのは FileMaker の誤りでした。すみません。

>fudaさん
ヒロデータベースはかなり近いですね。これでデータベース設定そのものもウェブからできれば完成(table.devアップにはFTPが必要)
Amigoの方は動的生成で、リンク集CGIの延長っぽい出力なのが残念ですが、これもイメージに近いです。

>すぎやまさん
楽天広場はデーサイ化やらないような気が……

松永さん。
帳票形式(タックシールなど)の出力が出来ないと、ホームページらしくはならないですよ。

トラックバックが拒否されてしまったようなのでコメントで失礼いたします。

なんか、本質的な新しさに欠ける希ガス。

一個前の匿名さんへ
本文読めばわかるとおり、目新しさなんて何もないですし、そもそも新しさを追求したりしてないですよ。ただ、ほしい機能を備えたツールがないというだけの話。未来年表でもその辺は盛り込み済みだしね。

国産のblogツールであるrnoteは、DWSにかなり近いのではないでしょうか。
http://rinn.e-site.jp/rnote/ 自分も使ってますが、XMLを書いて放り込むだけでサイト構築できちゃうので楽です(ある程度の知識はいるんですが)。
これを不動産のサイトに使っている例もあります。こんな感じ↓
http://www.ken-taku.com/apart/

トラバ拒否されましたので、コメントします。
http://d.hatena.ne.jp/besus/20051130/p1

FileMaker のインスタントWeb公開という機能がデーサイにすごく近いような気がする。今、FileMakerの仕事してるんだけど、パワポが使えればデータベース作れちゃうみたいなかんじ。Accessより簡単だと思う。そんで、画像もファイルも放り込めるし、なにより何もしなくてもそれをWeb公開できるのがすごいと思った。追加検索も作らなくても元々あるし、UTF-8がデフォルトだし。誰かこんなのOpen Source でやってくれないかなぁと思ってたところ。試用版ダウンロードしてチュートリアル見ながら触ってみるといいと思われ。

テーブル設計とクエリ設計がビジュアル的にわかりやすくWEB上でできれば、すぐにでもできそうですね。私は既存のブログをカスタマイズしてカテゴリを複数設定できるようにしていますが、こうすることによって情報をクロスマッチさせることができ通常のブログには収まらないツールとして発展させることができました。ちなみにMacromediaのコールドフュージョンとMS-アクセスを使っています。

おそらくDWSの先には、DBを2次元配列というコンセプトではなく、別のコンセプトでとらえるところから「ゆがみ」「ねじれ」「ゆらぎ」といった新しい情報のマネジメント方式ができるのではないかと思っています。

TBが受け付けられなかったようなのでコメントさせていただきます。イエイリさんのところ、こんなのがありました。そのものズバリではないですが、アプローチとしては似てる気がします。ご存知でしたら失礼。
http://www.petit.cc/

トラバに失敗しましたので、コメントします。
http://d.hatena.ne.jp/besus/20051130/p1 よろしく。

マジメな話し、このアイディアはダメだと思います。

動的ファイルがダメである理由もイマイチです。
ほとんど現在のCMSで対応できます。

技術的なことを理解していないからかと思いますが、このアイディアだとサイト構築は、余計面倒です。テンプレートを全部作らなくてはいけないですし。ショッピングサイトはそんなに簡単にできません。

技術がわかっている人に話せば、ほとんどの人がこのアイディアがいいとは言わないでしょう。

もうちょっと考えをにつめた方がいいと思います。

データベースとの連携だけにフォーカスすると、

WebUDA Tuigwaa
http://tuigwaa.sandbox.seasar.org/

なんて近いのでは?

欧州で大人気の超高機能CMS TYPO3の日本語版サイトはこちらです。
 http://jp-typo3.com/

次世代の超高機能CMS TYPO3の日本語版サイトはこちらです。日本ではあまり知られていないですが、欧州で大人気。SNSも対応済み。

このブログ記事について

このページは、松永英明が2005年11月29日 04:45に書いたブログ記事です。
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