アルファブロガー2006候補@ことのは

 日本のアルファブロガー選考第3回が行なわれている。2006年はかなり長い間ネットから離れていたので選びにくいところもあるのだが、個人的に思うアルファブロガーを選んでみた。

2007年1月14日14:45| 記事内容分類:ウェブ社会| by 松永英明
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関連記事とことのは流定義

アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれからNT2X【アルファブロガー】[alphablogger] ブロガー(→)の中でも特にブログ界での議題設定能力が高い人々。アルファブロガーが取り上げた話題については、他のブロガーたちがこぞって話題とし、関連記事が増殖することとなる。それは独自記事の場合もあれば、すでに一部で話題になりつつある話題の場合もあるが、アルファブロガーが記事化した時点でその話題はいずれもブログ界における旬の話題と化す。弱小ブログを一気に人気サイトに押し上げる「エンジェルブロガー」としての側面も持つ。この点で、必ずしも「人気ブログ」と一致するわけではない。人気ブログの中には、参照数が多くてもブログ界での話題を誘発し続けるという機能を持たないものも多い。一方、アルファブロガーのブログはアクセス数においてトップクラスではなくても、重要な他のブログから参照・言及される率が高く、いわば情報のハブとして、あるいは「ネタもと」として活用される例が多い。アルファブロガーのブログには、「論壇系」すなわち「言いたがり」が多いのも特徴である。関連文献:『アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれから』(翔泳社)

というわけでアルファブロガー2006候補を挙げてみる

■あなたがビジネスや事業の未来を想像したり、将来の自分を考えるために、「今年一年間」最もお世話になったブログを3つあげてください。

 という話であるが、そういうお題は無視して、上記の私的定義に基づいて3人選んでみる。

GIGAZINE 山崎恵人さん

 はてなブックマークでの被ブクマでは圧倒的に強い。ネットでの話題を生み出していくという意味では、まさにアルファブロガー的な性質を最もよく示しているブロガーではないだろうか。

やじうまWatch めたるまん(山崎一幸)さん

 一昨年・去年と続けて候補に挙げたが、選に漏れているので、しつこくピックアップしてみる。

 厳密にはブログではないが、スタイル的には原始的ブログ的スタイルだから問題ないだろう(ウェブログって? [はじめてのウェブログ])。そして、多くのブログで参照されていることも間違いない。

 前世紀のメールマガジンRadicaから継続している情報収集の集積は、歴史的記録ともなるだろう。

動ナビブログ 動画ファイルナビゲーター管理人さん

 リンクされると恐怖の「動ナビ砲」の大量アクセスを浴びることになる超巨大ブログ、動ナビブログ。動画ファイルナビゲーター自体はアダルト系動画最新情報を速報しているサイトだが、それだけにアクセス数は半端ではない。

 いずれも2004年の記事だが、どれほどのアクセスがあるかは実感されると思う。そして、そのサイトの性質上、コメントなどの能動的行動には結びつかず、ページの広告もさほどクリックされず、単に閲覧して終わりという結果に終わりやすいのだが、それでも動ナビでリンクされたサイトは話題に取り上げられやすくなるだろう。

 ちなみに、動ナビが一人でやっているのか、集団なのかは知らない。企業としてやっているわけではなさそうだけれど。

FPN 徳力基彦さん

 動ナビがダメな場合のために備えて、次点扱いながら、この企画をやっているFPN徳力さんは、やはりアルファブロガーではないかと思う。そもそも、アルファブロガー企画を立て、選出されたメンバーをアルファブロガーとブログ界に認めさせているのである。

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