北沢八幡宮の例大祭(写真紀行)
2008年9月7日、メールマガジン「「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索」のための写真撮影をしようと下北沢に行ったところ、ちょうど北沢八幡宮の年に一度の例大祭の本祭で、通りに御神輿が並んでいたので、そのまま八幡宮まで行ってみることにした。
今回はその写真を中心に紹介する。
むかしの下北沢村の中心ともいえる八幡宮。今まで行ったことがなかった。
ちょうどメールマガジン「「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索」で下北沢の庚申堂を取り上げようと思い、その撮影に行こうと思って下北沢の街に来たのだった。この庚申堂は、今上映中の映画「デトロイト・メタル・シティ」で、主人公がストリート演奏している場面のロケで使われている。
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ちょうどこの庚申堂まで来たとき、御神輿がずらりと並んで待機していた。
庚申堂を撮影し、食事を終えた後、せっかくなので八幡宮まで行ってみることにした。
八幡宮に近づいたところで御神輿に追いついた。
淡島の灸の森巌寺。→グーグル・ストリートビューで見る
結城秀康の位牌所として1608年に建立されたというから、今年でちょうど400周年である。お灸と針供養で有名。今日は閉まっていたので中には入らない。
森巌寺の門前。「淡島大明神」と「針塚建立地」の文字が見える。神仏習合の名残である。
森巌寺のすぐそばに北沢八幡宮がある。昔は北沢八幡宮の別当が森巌寺だったらしい。鳥居の方に向かおうと思ったら人混みが激しかったので、脇道から本殿の方に直行した。
本殿の方から、やってきた御神輿を見下ろす。どうやら町会ごとに「睦」があるようだ。ちょうど「代五睦」(代沢五丁目)がやってきた。→「北澤八幡神社の秋祭り~お神輿地図と9つの睦会」
すでに到着していた神輿は待機。
熱気あふれる御神輿。
今度は「宮本睦」の神輿がやってきた。これは神社のすぐ近くの睦らしい。
ここで神社の正面、鳥居の方に降りていった。→グーグル・ストリートビューで見る
下から見上げる神輿。
きりりとした表情の女の子たちも神輿をかつぐ。
子供たちも担ぐ。
神楽殿でお偉いさんたちのあいさつ。
子供たちと陽気なオヤジたち。
神社には多くの露店が出ていた。wikipediaによると「1993年に暴力団系の出店排除を実施」したというが、ボーイスカウト・ガールスカウトや福祉団体の露店も目につく。子供たちが売り子をしている店も多い。全体的に値段も安く、お祭りの雰囲気を純粋に楽しむことができた。
本当は夜までお祭りは続くのだが、そろそろ帰ることにする。
太鼓を引いて茶沢通りを進む「南部睦」の一行についていった。
みんな楽しげに担いでいる。
というわけでお祭り参加はおしまい。下北沢最大のお祭りに出くわしてラッキーだった。
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