お台場 原寸大ガンダムを見てきた

7月13日、お台場・潮風公園の太陽の広場に設置された原寸大ガンダムを見てきた。やっぱりこれは一度は自分の目で見ておくべきだ。

等身大ガンダム

現地で撮影した写真約120枚、動画2点も公開する。

GREEN TOKYO ガンダムプロジェクトGUNDAM 30th ANNIVERSARY|ガンダム30周年記念サイト

2009年7月18日03:35| 記事内容分類:オタク文化, 地理・地誌| by 松永英明
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照相録ことのは - gundamに、今回撮影した写真の中から約120枚をアップしてある。スライドショーなどでご覧ください。

等身大ガンダム画像120枚

当日は新橋からゆりかもめにて台場駅へ。台場駅ホームからすでにガンダムの横顔が見える。

等身大ガンダム

駅売店でスタンプ台紙を衝動買いし、案内矢印に沿って潮風公園へ。木立の向こうに頭を見せるガンダムは、その時点ですでに迫力がある。白赤青黄の「おもちゃ色」だとかいうが、実際には悪くない配色に見える。

近づくにつれてまったく目が離せなくなる。ひたすら見上げるしかない。これがガンダムか。連邦のモビルスーツは化け物か。

等身大ガンダム

ガンダム30周年。当時私は小学生だった。最初の放映時には(多くの人たちと同様)まったく知らなかったのだが、小学校六年のときに映画版ガンダム三部作が上映されたのである。卒業間近のころ、友人たちとモビルスーツの小さい人形セットを購入した覚えがある。

中学校に入ったころにガンプラブームがあった。最初に買って作ったのはジオングだった。ホワイトベース、エルメス(ララァ・スン専用モビルアーマー)、ボール等々を作った記憶があるが、RX-78-2ガンダムは作っていないかもしれない(本末転倒のようだが、ガンダムは手に入りにくかったのだ)。

その後、ガンダムからは離れていった。だから純然たるファーストガンダム世代ということになるのだろう(少なくともシャアが出てくるシリーズしかわからない。百式はわかっても、WとかシードとかSDとかぜんぜん知らない)。

最近、どういうわけかふとしたついでにガンプラを衝動買いで大人買いしてしまった。手頃そうなHGシリーズを中心に(当然、以前のガンプラブーム時代にはなかったシリーズだ)。だが、模型作成がうまいわけではないので、積んだままになっていたりする。そして気がついたらガンダム30周年。1/144でもなく1/100でもない、1/1ガンダムがお台場に立つとなったら、見に行くしかないじゃないか。

何しろ、「HGUC 機動戦士ガンダム RX-78-2ガンダム Ver.G30th 機動戦士30周年記念モデル」がネットで3割引で売られてるのを見つけて、思わず衝動買い(しかも二つ)してしまったくらいなのだから、我ながらアホである(お台場限定版の30周年記念モデルはまた別にある。後述)。

等身大ガンダム

というわけで、目の前に現われた原寸大ガンダムは、まさに圧巻というしかなかった。この感動は写真でも動画でも伝わりきらない。しかも、この原寸大ガンダム、細部に至るまでこだわり抜いて作られているのである。足もと近くまで近づいて触ることもできるのだが、くるぶしあたりの配線なども作り込まれている。アニメではそこまで描かれていなかっただろうと思うので、「忠実に再現」ではないのかもしれないが、忠実以上にリアルに再現している、といってもいいだろう。

デジカメで覗いていると、BGMが流れ始めた。そしてガンダムの顔が動き始める。あわててデジカメを動画モードに切り替える。毎時0分からは数分間ガンダムが動き、煙を発する仕様になっているようである(ほかの時間は確認していない)。

しばらく並んでからガンダムの股の下をくぐったり、足に触ってみたりして、一通り満足したところで、オフィシャルグッズ購入に回ることにする。オフィシャルショップは(平日なので)30分待ちの行列。休日だったらどうなることか。

ふと見ると、しおかぜCaféでオフィシャルブック(1冊2500円、「一般書店では販売しません」の表示)が売られていた。並ばなくても買えるので、とりあえず(飲み物ではなく)こちらで購入。その横にスタンプがあったので、最初のスタンプを押した。他のスタンプはゆりかもめの駅に設置されているようである。

それから、行列に並ぶ。並びながらオフィシャルブックを立ち読みして時間を潰そうという魂胆である。行列からはほとんどガンダムは見えない。

オフィシャルショップでは、ここ限定のガンプラ「潮風公園限定プラモデル HG RX-78-2ガンダム Ver.G30th GREEN TOKYO GUNDAM PROJECT」が販売されているので、迷わず購入(1/144アムロ・レイと台座つき!)。その他にエコプラ3種(ガンダム、ザク、グフ。SDガンダムは買わなかった)。エコプラとは再生材を使ったエコなプラモで、黒色のみだという。だったら黒い三連星セットを作ればいいのに。それから、ポストカード全8種。タオルとクリアファイル(これは線画バージョンのみ購入)。

等身大ガンダムグッズ 等身大ガンダムグッズ

そうしてオフィシャルショップから出てきて、もう一度ガンダムを眺める。やはりカッコイイ。

記念写真を有料で撮影してくれるステージもあるが、これも行列なので今回は断念した。もしシャアのコスプレとかで来たら撮ってくれるのだろうか。

そろそろ離れるか、と思って時計を見たら4時。またガンダムが動き出しそうなので、音楽が始まると同時にデジカメを動画モードに切り替えた。さっきよりは少し離れたところから。

ガンダムだけを撮影するのもよいのだが、群衆も含めて撮ると大きさがわかってよいと思う。

さて、そこから台場駅へ戻る。もののついでで自由の女神を見物した後、ゆりかもめに乗って新橋へ。先に新橋でスタンプ台紙を買ってスタンプを押しておけばよかったのだが、とりあえず無駄に新橋に向かう。ちなみに、スタンプ台紙は新橋・台場・豊洲の各駅と潮風公園で売られているようだ。これは台紙に加えてポストカードが3枚ついてくる。ただし、コンプリートしても特典はない。自己満足のみである。

潮風公園のスタンプがサイド7:ガンダム。新橋のスタンプがア・バオア・クー:ジオング。ここまで押したら残り3つもコンプせねばなるまい。

再びゆりかもめに乗る。新橋から右側の座席に座って、台場駅通過後にガンダムを車内から撮影できないかとたくらむが、ちょうど折悪しく反対方向のゆりかもめが通過して、まったく撮れなかった。電車内からのガンダムを撮影したければ、豊洲方面から新橋方面へ向かう電車の左側を陣取る必要がありそうだ。

国際展示場正門がソロモン:ビグザム。ちなみに、潮風公園と有明以外は駅構内にスタンプがあるので、改札を出る必要はない。

また乗り直して、終点豊洲へ。ジャブロー:ズゴッグのスタンプを押す。そして折り返して有明へ。ここで改札を出たところにスタンプが置いてある。ここがルナツー:ザク。これでコンプリートしたので、今回のガンダムツアーは終わりとする。そのままりんかい線国際展示場駅から電車に乗って帰宅の途についた。

等身大ガンダムスタンプラリー等身大ガンダムスタンプラリー

8月1日からは、オリンピック招致のロゴが肩につくという。そんな腐ったガンダムは見たくないので、7月の間に見に行っておいてよかったと思う。……が、できればまたもう一度見てみたいというのも正直なところだ。暑さ対策を万全にして、また休みが取れたら行ってみたい。

なお、お台場の歴史とお台場ガンダムについては、メールマガジン「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索にて記した。

その他の写真は照相録ことのは - gundamに120枚ほどアップしてある。
等身大ガンダム画像120枚

この等身大ガンダム、会期後も何とかしてどこかで展示できないものだろうか。
そして、この次は「偉い人にはわからないが脚のないまま空中に浮いている1/1ジオング」とか、船の博物館で展示される「1/1ホワイトベース」とか見てみたいものだ。

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2009年7月18日03:35| 記事内容分類:オタク文化, 地理・地誌| by 松永英明
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こういう楽しい取材は、誰かといっしょにいったのか? じゃなかったら、誘っていけばいいのに!

初めまして。tripadvisorのakiと申します。突然ですみません。
お願いがあるのですが現在当サイトtripadvisor.jpでガンダムの記事を書いている方のブログ掲載を募集しておりまして、
是非、こちらの記事を掲載させて頂ければと思います!お願いできますでしょうか。
ご興味ありましたらお返事ください。
では、突然のコメントで長々と申し訳ございません。
お返事お待ちしております。よろしくお願いします。
aki
http://www.tripadvisor.jp/ ガンダムpage
http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1066854-d1491863-Reviews-GUNDAM_Real_G_Odaiba-Shinagawa_Tokyo_Tokyo_Prefecture_Kanto.html

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