◎大たこ敗訴
道頓堀で「日本一」の看板を掲げていた「本家大たこ」が裁判沙汰になっ ていました。
道頓堀「大たこ」の明け渡し確定 不法占拠訴訟で大阪市勝訴 - MSN産経ニュース
大阪・道頓堀で40年近く営業する有名たこ焼き店「大たこ」が市有 地を不法占拠しているとして、大阪市が土地の明け渡しなどを求めた訴 訟の上告審で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は、大たこ側の上 告を退ける決定をした。土地の明け渡しと過去の土地使用料の支払いを 命じた2審大阪高裁判決が確定した。
大たこは多くの観光客でにぎわう道頓堀川にかかる「太左衛門橋」近 くで昭和47年から営業。店がある市有地について、「時効で取得した」 と所有権の移転登記を求めて平成18年に提訴。翌年、市が反訴していた。
1審大阪地裁は、不法占拠を認定して過去12年間分、月額1万38 00円の土地使用料の支払いを命じた。しかし、2審は、大阪有数の商 業地で対価を支払わずに長年営業を続けたことなどを理由に、使用料に 加えて土地の明け渡しも命じていた。
大阪市の平松邦夫市長は「裁判所の適正な判断が示されたと受け止め ている。今後は市民の財産として適正に管理していく」とコメント。一 方、大たこ側は 「大阪市に『和解するから裁判を起こしてください』 と求められた裁判で、私たちは市民の財産を奪おうとしたわけじゃない。 これまでの行政のあり方に不明朗な点が多数あり、別の訴訟を起こすこ とも検討している」と話している。
道頓堀の大たこといえば、むしろ「日本一」の看板を掲げて橋の横に屋台 を出している、いつも行列のできている名物たこ焼き屋といったほうがい いかもしれません。
わたし自身も、道頓堀に行ったら大たこ(か隣の「味一」)で買うのが儀 式のように思っていました。味一の方はすでに店じまいしてしまっていた ようですが、「わざわざあそこの店に行って買う」という場所は人それぞ れ、いろいろあるんじゃないかと思います。
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