◎古墳まつりと八幡塚
10月16日(土)、17日(日)の二日間、世田谷区立野毛町公園内の野毛大 塚古墳で「古墳まつり」が開かれました。
多摩川に近いこの野毛大塚古墳は都内では有数の古墳です。まあ、奈良で 生まれ育ち、母方の祖父母の家が大阪府堺市の履中天皇陵古墳の近くにあ ったという環境の私からすれば、古墳というのが身近にない方が不思議な 感じなのですが、23区内にある古墳を見るとやはり登って遊びたくなりま す(そういえば、小学校のころは藤ノ木古墳に友達と一緒に登って遊んだ こともよくありました)。
というわけで野毛大塚古墳に登ったりした後、世田谷区教育委員会の方の 案内で「野毛古墳群散策」に行きました。この一帯から大田区の多摩川駅 近くまで、多摩川沿いの丘の上に古墳群があります。その中で今も形をと どめているいくつかの古墳をめぐるというコースでした。
当日歩いたコースはこちら
(古墳群散策の解散後も勝手にずいぶん歩いています)
このあたりの詳細はまた改めて報告するとして、このコースの最終地点が 「八幡塚古墳」と呼ばれる場所でした。
八幡塚という名称は、この古墳が宇佐神社の一画にあることから名付けら れています。宇佐神社はすなわち八幡神を祀った神社であり、八幡宮・八 幡神社と呼ばれる神社と同じ系列の神社ということになります。
そこで、私は宇佐神社の地形を確認しました。そして、今までの仮説と一 致することを発見したのです。