「空間」と一致するもの

創作モードに入るのに「熱しやすく冷めやすい」人とそうでない人

 渋谷RUIDO K2での三村玲土ライブ(レポートは一つ前)のあと、打ち上げに紛れ込んだ。そこで神田サオリさんとレニが面白い話をしていたので、ちょっとふくらませてみる。

 きっかけは、ライブ直後のレニがけろっとした顔をしていたことだ。

続きを読む: 創作モードに入るのに「熱しやすく冷めやすい」人とそうでない人

日本型『ウェブ2.0』と関心空間&電脳卸

 9月15日、EC研究会の第106回目合同フォーラムに参加してきた。パネルディスカッション「日本型『ウェブ2.0』と関心空間&電脳卸」で、電脳卸の田村さんが話すというので申し込んだのだった。

 EC=ウェブショップの世界の人たちが、今のWeb2.0をどのように見ているのか。このパネルディスカッションの内容のメモを残しておく。断片的なので判りづらいと思うがご了承ください。

続きを読む: 日本型『ウェブ2.0』と関心空間&電脳卸

結核文士の治療記(8)最後の戦い

8月に入ってもまだ入院しているとは思わなかった。8月には、いつまで入院していなければならないのか、という思いでかなりストレスを感じることも多かったのである。しかし、ついに退院の日がやってきた。

続きを読む: 結核文士の治療記(8)最後の戦い

本当に情報をタイムリーに集めるための5か条

 情報を集めるには、「惜しみなく与え、共有すること」「出すべきでないものは出さないこと」「情報提供者に感謝すること」「適切な評価をすること」「情報そのものには色を付けないこと」が必要だろう。

 「FPN-ニュースコミュニティ- どうやったら情報をタイムリーに集めることができるか」(2006/1/25 藤原真由美さん)という記事で7項目(まとめて4項目)の「情報収集の鉄則」が書かれている。部分的にはその通りだと思うが、部分的には補足した方がいいところもあるし、また欠けている視点もあるように思う。

続きを読む: 本当に情報をタイムリーに集めるための5か条

ウェブの二つの文化圏の衝突【後編】ネガティブリンクと批判する側・される側の論理

 前編「無断リンク禁止問題にみるリンクする側・される側の論理」では、このネット上には大きく分けて二つの文化圏があり、ネットの特性に根ざした原住民型「リンクフリー文化圏」と、一般社会のルールに基づいた移民型「リンク許可文化圏」が存在していることを指摘した。そして、「無断リンク禁止問題」はその二つの文化圏の衝突(カルチャーショック)であり、解決は困難だろうという希望のない結論であった。

 後編では、もう一つ、似ているが別の現象である「ネガティブリンク問題」について扱う。これは単純な作法だけではなく、「悪意」を含む・感じ取るという厄介な問題も含まれているので、項目を分けることにした。

続きを読む: ウェブの二つの文化圏の衝突【後編】ネガティブリンクと批判する側・される側の論理

ウェブの二つの文化圏の衝突【前編】無断リンク禁止問題にみるリンクする側・される側の論理

 いったい10年前から何回この話題はループしたら気が済むねん、という勢いで論争が繰り返されているのが、「無断リンク禁止」と「ネガティブリンクへの対応」の問題である。

 ここ数日、はてなブックマークで急に話題になっているのが、「日本一わかりやすいとまでは言えない「URL晒しがダメな理由」」というページで、このページ自体は2004年秋のものである。

 ブログでは外部ページへの参照が活発で、さらにトラックバック機能までついているため、従来の「ホームページ」よりも自由にリンクが張られる傾向にある。そんななか、「儀礼的無関心」問題に始まり、最近の「はてなブックマーク暴言問題」に至るまで、特に「否定的リンク」「観察的リンク」の是非が問われてきた。

 この辺の問題について、「リンクする側・される側」「批判する側・される側」の関係でとらえてみると整理できるんじゃないかと思って図を作ってみたのが今回のエントリーである。

 前編は「無断リンク」問題、後編は「ネガティブリンク」問題を扱う。

続きを読む: ウェブの二つの文化圏の衝突【前編】無断リンク禁止問題にみるリンクする側・される側の論理

「豆乳組」(www.tonyu.net)、満を持して登場

あけましておめでとうございます。

以前からやるやると言っていてなかなか公開できていなかった、豆乳情報ポータルサイト「豆乳組」ウェブサイトを、元日の今日、公開いたしました。豆乳ファンの方もそうでない方もよろしくお願いいたします。

続きを読む: 「豆乳組」(www.tonyu.net)、満を持して登場

戦略思考の本質を探る二冊――しかし戦略思考を超える必要もある

 書きそびれていた書評を今年の締めくくりに。

 今回は、二冊の「戦略」に関する本についての書評である。

続きを読む: 戦略思考の本質を探る二冊――しかし戦略思考を超える必要もある

政党はネットやブログを活かせるか?――前原誠司代表と「民主党 ブロガーと前原代表との懇談会」レポート2

 10/31の民主党とのブロガー懇談会の中で、ブログやインターネットを民主党はどう活用すべきなのか、という話が出た。この部分については、「tracker's burrow:民主党ブロガー懇談会:ネットと政治に関して-先端vsド素人」に先行してしっかりとまとめられている(もちろん[R30]: 民主党ブロガー懇談会速記録にも概要は含まれている)。

 こちらでは、ブログ・インターネットと政党の戦略に関する内容の部分を、音声データから起こしてみたい。参加者自身に訂正していただきたい部分もあるが、現場の雰囲気はかなり伝わるのではないかと思う。

 そして、私自身の興味としては、このやりとりの中で「ブログとは何なのか」「ブログはどう使うべきなのか」という、ブログのメディア特性が浮き彫りになってきたように思われた。今回は、ブログ・ネット戦略関連の内容にしぼってまとめてみよう。

続きを読む: 政党はネットやブログを活かせるか?――前原誠司代表と「民主党 ブロガーと前原代表との懇談会」レポート2

mixiの有効な使い方――適切なプライバシー・コントロール

巨大化したmixiは本当に使えないのか。FPN-ニュースコミュニティ- 何ゆえmixiから逃亡するのかという記事では、巨大化しすぎたmixiがソーシャル・ネットワーキング(SNS)としての特性を失いつつあるという指摘がなされている。しかし、これに疑問を感じた。特に、mixiの問題点として挙げられているものが、いずれも実感に合わない。どうやら、使い方を間違っているのではないかと思う。

プライバシーのコントロールとサービスの使い分けという点から、mixiの有効な使い方について思うところを書いてみる。

続きを読む: mixiの有効な使い方――適切なプライバシー・コントロール
  1 2 3 4 5 6 7  

アーカイブ

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。
過去に書かれたものは月別・カテゴリ別の過去記事ページで見られます。