「携帯」と一致するもの
結核文士の治療記(7)夏の入院環境
いよいよ7月である。悪くはなっていないのだが、退院できる臨界点をなかなか突破してくれない。仕方がないので、ノートPCを借りるなど、生活環境を整えていってしまうのだった。
結核文士の治療記(6)外界との隔離
「膿を出す」のはいいことだとされるが、膿がいつまでも出続けるのも困ったものである。再びの個室、試練は続く。
結核文士の治療記(4)初めての手術
結核菌のせいで腸腰筋に膿がたまり、激しい痛みと異常な熱と大量の汗に悩まされる日々が続いた。おそらく昭和前期までであれば、体力を消耗して死んでしまっていただろうと思う。しかし、ついに手術のときがやってきた。
結核文士の治療記(3)腸腰筋への結核菌転移
2006年4月に入って急に容体が悪化した。脚の激痛、高すぎる高熱、大量の寝汗。そして、ついに手術・入院という事態になったのである。
「きっこの日記」五年分すべてを通読してわかった。きっこの正体(きっこの日記検証1)
去年末から話題のサイトといえば「きっこの日記」をおいて他にはないだろう。そう、MAXファンのヘアメークの日記でありながら、「構造計算偽造」問題に絡んで「スクープ」ともいえるネタを公開したことでネット内の関心を集め、ジャーナリストにも「こいつ何者だ?」と言わせ、さらには民主党議員まで引っ張り出してきたっていうスゴいサイトだ。中には「これはスクープを公開するために匿名の架空の日記で出しておいて、それをマッチポンプ的に報道するための偽装サイト。きっこというのは複数の可能性もある」なんていう陰謀論まで飛び出す始末。でも、おれのポリシーは「原典に当たれ」ってのはご存じの方も多いだろう。きっこ=横山希美子さんのことを知りたかったら、きっこの日記を全部読むことからはじめなきゃ、と思って開いてみたら、実に5年分もあって、しかもここ2年くらいは毎日5000字くらいの文字量があるというわけで、本当に大変な作業になってしまった今日この頃、皆さん、やっぱり松永はカネにもならんのにアホなことばっかりするなあとか思ってませんか?(笑)
mixiの大発展の裏にある「携帯ユーザー」を見逃すな
FPNの記事はネタにしやすい(論点が明確な)ものが多いのでまた取り上げるが、「株式会社mixiは成功するか-その光と影-」でmixiの強みと弱点が考察されている。その中で、強みについてはこう書かれている。
Mixiの女性の好みに徹したデザインやどこよりも早く簡易ブログを内部に取り込んだ点、GREEが対面中心に展開するのに対してmixiはネットを重視した点などがライバルに差をつけた理由と考えられます。
非常に的確――なのだが、重要なキーワードが抜けている。同じようなことを言っているようでいながら、実はちょっと違ったキーワードが必要だ。それは「携帯ユーザー」を取り込んだということである。
サブディレクトリとサブドメインの使い分けについての実験
新年にあたって、女子十二楽坊資料館のURLを変更した。といっても、トップページ以下、ドメインを変更したわけではない。各コーナーをそれぞれサブドメインに割り当てていたのだが、すべてトップページの下のサブディレクトリに変更したのだ。
要はSEO的な話なのだが、サブドメインを乱立させるのもよくないな、と思った次第。
ミュージカル・バトンはなぜ大流行になったのか
2005年を振り返るシリーズ【6】
2005年6月、ミュージカル・バトンの大流行現象が起こった。このブログでも初期に参加し、またその解説も合わせて書いている。
このミュージカル・バトンには批判もみられた。たとえば、「強制される感覚がいや」「ブログでのチェーンメールみたいなものなのだから、止めなければいけない」という批判から、「これは音楽業界のどこかが仕組んだマーケティングリサーチだ」という陰謀論に至るまで、一部で強い反発を招いたのも事実である。
だが、チェーンメールであれば絶対に(ネタにはしても)回すはずのないウェブのパワーユーザー、あるいは著名なネットワーカーも、このミュージカル・バトンにはこぞって参加している。そして、今もバトンは新しく作られ、どこかで回り続けている。
なぜミュージカル・バトンは受け入れられたのか。少々考察してみた。
渋沢栄一型実業・共栄アフィリエイトと、岩崎弥太郎型スパム、ネット上の決戦
2005年を振り返るシリーズ【3】
2005年にはブログが定着し、アフィリエイトを始める人も増えた。その一方で、アクセス乞食によるトラックバックスパムなど、他人から奪い取ることだけしか考えていないアフィリエイターも増えている。
私の親交のある有名アフィリエイターさんたちは、カリスマ主婦アフィリエイター藍玉さんをはじめとして、スパムは大嫌い、こつこつとお客さんとの信頼を培うようなサイト運営を目指し、みんながそれぞれの利益をえられるようにと考える良心的な共栄型アフィリエイターばかりだ(有名になるような人たちはたいていそうだ)。一方で、知り合いがスパム型サイトばかり作っていたことが発覚、「俺は儲かるから他人がどう思おうと知らない」と考えているのを知って、少々口げんかのようにもなってしまったことがある。
こういう対立は、実は新しいものではない。日本では明治11年8月、向島の料亭で「共栄」と「独占」の対決があったのである。
民主党本部で食べた弁当を淡々と記録するよ
前エントリーどおり、民主党・前原誠司代表とブロガーの懇親会で、みんなで食べたお弁当を淡々と記録するよ。
お弁当といいながら、実は玉子丼親子丼でした。
うっかりしていてデジカメで取り損ねたので、ふたを開けたところは携帯写真で失礼します。
ごちそうさまでした!
前原誠司代表も同じメニュー。つうかこんな写真公開していいんでしょうか。政治家はみんな早弁だそうです。で、前原代表は学生のころ、昼休みをフルに遊びたくて、3時間目と4時間目の休み時間に弁当を全部食べてしまっていたらしい。
ちなみに箸袋はしゃぶしゃぶ屋さんの「ざくろ」のものでしたが、この玉子丼親子丼がそこからの出前かどうかは聞きそびれた。で、参加者はみんな玉子丼親子丼代+お茶代で900円払いました。
まじめなレポートはこれから書きます。弁当は終わった。待ちきれないひとは、[R30]: 民主党ブロガー懇談会速記録をどうぞ。
※edaの人の指摘により気づいたので、玉子丼→親子丼に修正。間違いでした。11/3