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慈眼大師天海大僧正年表

徳川家三代(家康・秀忠・家光)に仕えた「黒衣の宰相」こと慈眼大師・南光坊天海大僧正については、一般に「経歴不詳」とされる傾向が強く、またそれなるがゆえに「=明智光秀」「=明智秀満」説が流れる根拠ともなった。

しかし、大正5年に発行された名著『大僧正天海』(須藤光暉著)では、数々の史料をもとに、史実の天海の事跡を明らかにしている。生没年については史料をもとにしても12説、血筋についても4説(明智説などを除いて)あるわけだが、それらの史料を比較検討しており、天海研究においてははずせない一冊といえる。

この本は古書で3万5000円した。そのため、一般にはなかなか手に入らない本でもある。入院中に暇にあかせて、この本の巻末に掲載されている天海年表をデータ化したので、ここに資料として公開することにした。天海の研究は、この年表が第一歩となるはずである。そして、この資料一つで、光秀説も秀満説も雲散霧消することになる。

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