「Yahoo! Pipes」の版間の差分

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==Pipesエディターの使い方==
 
==Pipesエディターの使い方==
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Pipesエディターは、JavaScriptオーサリングツールであり、直感的・視覚的なインターフェースでパイプを作成・編集できる。エディターは以下の3つの区画から構成されている。
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*'''Library(ライブラリー)'''区画(左側)は、利用可能なモジュールと保存されたパイプを一覧している
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*'''Canvas(カンバス)'''区画(中央)は、パイプを組み立てるためのメインの作業エリアである
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*'''Debugger(デバッガー)'''区画(下部のサイズ変更な部分)は、あなたのパイプの様々な段階でのパイプ出力を点検できるところである
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パイプを構築・編集するには、Library区画からCanvasへモジュールを移動させ、それをマウスでつなぎ合わせる。
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===Library(ライブラリー)===
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ライブラリー区画は、利用可能なモジュールの全リストを示す(これと同じリストは、[[Yahoo! Pipesモジュール一覧]]でそれぞれの解説つきで読むことができる)。モジュールは機能別にグループ分けされている。
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*'''Sources(ソース)'''は、RSSフィードを返すデータソース(Yahoo Searchなど)である
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*'''User Inputs(ユーザー入力)'''は、動作時にあなたのパイプのユーザーが記入する入力フィールドである
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*'''Operators(オペレーター)'''は、foreach、ソート(並べ替え)、カウント、フィルターなどの基本機能である*'''URL'''には、URLを構築・操作するためのモジュールが含まれる
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*'''String(文字列)は、文字列を扱うためのモジュールが含まれる
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*'''Date(日付)'''は、日付を操作するためのモジュールが含まれる
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ライブラリーには、他のユーザーの作ったパイプの中のお気に入りや、あなたが保存したパイプのリストも含まれる。これらのサブパイプは、ちょうどモジュールを使うときと同じように、新しいパイプの中のブロックを構築するために使うことができる。こうして、多数の制作物を通して再利用できる有用・複雑な構成要素を構築することができる。
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あなたのパイプにモジュールやサブパイプを追加するには、それをカンバス上にドラッグするか、モジュール名の右端の「+」をクリックして、カンバス上の編集位置に置く。
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===Canvas(カンバス)===
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カンバスは、パイプを組み立てて試すためのメインの作業エリアである。モジュールをドラッグして、見やすいように好きなように配置したり、Layout(レイアウト)ボタンをクリックしてすべてをエディター任せで自動配置させることもできる。
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どのモジュールでも、タイトルバーをダブルクリックすると、そのパラメーターがすべて隠れる。もう一度ダブルクリックする(または隅の最大化ボタンをクリックする)と、そのモジュールは最大サイズに戻る。構成要素の多いパイプを扱うときには、これは有用である。
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パイプを働かせるためには、モジュールをつなぎ合わせる必要がある。これは、どのモジュールでも、出力端子をクリックし、そのデータを配信したいモジュールの入力端子をクリックすることによってできる。エディターでは、どの接続が認められるかを示すために、使える端子をオレンジ色に光らせる。どのモジュールでも、端子の上にマウスを動かせば、その端子がどのような種類のデータを出力・入力するかを見ることができる。
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モジュール間の接続を切断するためには、接続の終端となっているどちらかの端子をクリックする(小さいはさみのアイコンが表われるだろう)。
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多くのモジュールは、設定可能なパラメーターと入力フィールドを持っている。これは、普通のフォーム・フィールドのように記入することもできるし、他のモジュールからの適切な形式の入力接続で埋めることもできる。動作中にパイプにユーザーが各自入力できるようにするには、ユーザーインプットモジュールを使う。
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サブパイプは、保存されたパイプリストからカンバスにドラッグされたパイプである。サブパイプは、通常のモジュールと同様にふるまうが、「open(オープン)」リンクが追加されている。このリンクをクリックすると、エディターに新しいタブが開いて、その場でサブパイプを編集できる。メインのパイプとサブパイプを編集しているときに、タグを切り替えるには、ツールバーのタイトルタブをクリックする。
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===Debugger(デバッガー)===
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デバッガー区画は、今選択されているモジュール(オレンジ色で表示)の段階で出力されるパイプの内容を表示する。パイプの最終出力を見るには、そのoutput(出力)モジュールを選択する。ときどき「Refresh(更新)」をクリックして、デバッガーが表示しているパイプからのデータを最新のものにするひつようがあるかもしれない。
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デバッガーを使えば、パイプが期待通りのふるまいをしているかどうか確認するために、パイプの各部分を点検できる。デバッガーは、フィードにおけるそれぞれのアイテムのタイトルを表示する。それぞれのアイテム・タイトルの左側の小さな三角形をクリックすれば、そのコンテンツの詳細を調べることができる。
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===パイプの保存・実行===
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パイプを編集し終わったら、カンバス区画の右上端にあるボタンを使って保存しておこう。パイプに名前を付けるプロンプトウィンドウが表示される。また、パイプを公開するかどうか選択できる。Publishing(公開)すれば、パイプは誰にでも見えるようになり、みんなが各自で使うためのコピーをクローンすることができるようになる。
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パイプが保存されれば、リンクには「Run Pipe...(パイプを実行する)」リンクが表われる。あなたのパイプリストページ("My Pipes")に戻って、それをリストから選んでも実行できる。

2008年5月4日 (日) 14:27時点における版

Yahoo! Pipes(パイプス)は、ウェブ中のコンテンツを収集し、処理し、マッシュアップするパワフルな合成ツールである。

Unix pipesと同様に、単純な命令を組み合わせてニーズに合った出力を作り出すことができる。

  • 多くのフィードを結合させ、それから整理し、フィルターして、翻訳する。
  • 好きなフィードをジオコード化して、インタラクティブ・マップに項目を表示させる。
  • ウェブサイト上にウィジェット/バッジを置く。
  • どのようなPipesの出力も、RSS、JSON、KMLその他の形式で得られる。

http://pipes.yahoo.com/

以下、pipes.yahoo.comの英文解説の全訳である。

★注意

  • Pipesの閲覧はどのブラウザでも可能だが、パイプのソースを見る・クローンする・編集する場合は、IE7、Firefox、Safariが必要。IE6(またはIE6ベースのSleipnir)では編集作業ができないので注意。
  • Pipesで作業するには、yahoo.comのアカウントを作成する必要がある。yahoo.co.jpのアカウントとは別なので注意。

概要

Pipesとは何か?

Pipesとは、一般的なタイプのフィードを再編し、視覚的なエディターを使ってデータのマッシュアップを作ることのできるフリー・オンライン・サービスである。

Pipesを使えば、コードを1行も書くことなしに、独自のウェブプロジェクトを作ったり、独自のウェブサービスを公開・共有することができる。

パイプを作る

事前設定されたモジュールをカンバスにドラッグし、そのモジュールをPipesエディターでつないで、パイプを作る。

それぞれのパイプは、2つ以上のモジュールからできており、それぞれのモジュールは一つの特定の仕事を行なう。たとえば、Fetch(フェッチ=取り出し)モジュールで一つのフィードURLを引き出して、Sort(ソート=並べ替え)モジュールで指定した基準に基づいたフィードに並べ替える(利用可能なモジュール一覧参照)。

それぞれのモジュールは1つ以上の端子を持っており、それはインターフェースにおいては小さな円で表わされる。1つのモジュールの出力端子をクリックして、別のモジュールの入力端子への線をドラッグすると、モジュールをつなぎ合わせることができる。端子がつなぎ合わされた時点で、1つめのモジュールからの出力は、2つめのモジュールへの入力として使われることになる。

データ・フィード以外に、Pipesではユーザー入力フィールドもパイプに加えることができる。入力フィールドは、実行時にはフォームフィールドとして表示され、ユーザーがパイプに記入できるようになる。

Pipesを理解するのに最も手っ取り早い方法は、自分で1つ作ってみることである――早く始めるには、サンプルパイプをどれか編集してみよう。

パイプを共有する

パイプを作ったならば、Pipesのサーバー上にセーブしてから他のフィードと同じように呼び出すことができるようになる。Pipesでは、最大限融通がきくように、RSS 2.0、RSS 1.0 (RDF)、JSON、Atomフォーマットの出力を提供している。また、パイプを世界中に公開して共有することもできる。そうすれば、他のユーザーがクローンしたり、独自の改良を加えたり、独自の作品におけるサブコンポーネントとして使ったりすることができるようになる。

ホスティングされたパイプ

ホスティングされたパイプは、Pipesが提供するウェブ上のインターフェースであり、あなたでも他の誰かでもいいが、誰かが作って公開したパイプを実行できるようになっている。あるパイプの出力したコンテンツがどのようなタイプかを素早く決定するために、これは有用なメカニズムである。これはまた、あなたの好きなフィードリーダー(RSSリーダー等)にパイプを登録したり、パイプがどのように作られているかを見たり、自分でもっといじってみることができるようにクローンするための第一歩でもある。

ホストされたパイプの非常に単純なサンプル

私が作るパイプは非公開にできますか?

ユニークURLを知っているパイプにはすべてアクセスできる。そのため、特別な設定をせずにメッセンジャーやメールで知らせたり、公開することなく自分自身のパイプの中のサブパイプとして使うことができる。

あなただけが、自分のパイプのリスト("My Pipes")とそのURLを知ることができる。そのため、URLを誰にも知らせなければ、あなたのパイプは非公開のままになる。

パイプを「Publishing(公開)」とはどういうことですか?

パイプをPublishing(公開)すると、そのパイプはpipes.yahoo.com上で他の人から検索・閲覧できるようになる。それはサイト上のすべての人に対して、閲覧ページ、あなたのPipesページにおいて、また検索結果として表示される。

ウェブクローラーは私のパイプを取得することができますか?

このサイトは、クローラーが取得できるようになっている。 デフォルトでは、パイプはpipes.yahoo.com内のどんな公開ページにもリンクされていないので、クロールされない。しかし、パイプが「Publish(公開)」されたならば、クローラーはアクセスでき、検索結果にも表われるようになるだろう。

Pipesエディターの使い方

Pipesエディターは、JavaScriptオーサリングツールであり、直感的・視覚的なインターフェースでパイプを作成・編集できる。エディターは以下の3つの区画から構成されている。

  • Library(ライブラリー)区画(左側)は、利用可能なモジュールと保存されたパイプを一覧している
  • Canvas(カンバス)区画(中央)は、パイプを組み立てるためのメインの作業エリアである
  • Debugger(デバッガー)区画(下部のサイズ変更な部分)は、あなたのパイプの様々な段階でのパイプ出力を点検できるところである

パイプを構築・編集するには、Library区画からCanvasへモジュールを移動させ、それをマウスでつなぎ合わせる。

Library(ライブラリー)

ライブラリー区画は、利用可能なモジュールの全リストを示す(これと同じリストは、Yahoo! Pipesモジュール一覧でそれぞれの解説つきで読むことができる)。モジュールは機能別にグループ分けされている。

  • Sources(ソース)は、RSSフィードを返すデータソース(Yahoo Searchなど)である
  • User Inputs(ユーザー入力)は、動作時にあなたのパイプのユーザーが記入する入力フィールドである
  • Operators(オペレーター)は、foreach、ソート(並べ替え)、カウント、フィルターなどの基本機能である*URLには、URLを構築・操作するためのモジュールが含まれる
  • String(文字列)は、文字列を扱うためのモジュールが含まれる
  • Date(日付)は、日付を操作するためのモジュールが含まれる

ライブラリーには、他のユーザーの作ったパイプの中のお気に入りや、あなたが保存したパイプのリストも含まれる。これらのサブパイプは、ちょうどモジュールを使うときと同じように、新しいパイプの中のブロックを構築するために使うことができる。こうして、多数の制作物を通して再利用できる有用・複雑な構成要素を構築することができる。

あなたのパイプにモジュールやサブパイプを追加するには、それをカンバス上にドラッグするか、モジュール名の右端の「+」をクリックして、カンバス上の編集位置に置く。

Canvas(カンバス)

カンバスは、パイプを組み立てて試すためのメインの作業エリアである。モジュールをドラッグして、見やすいように好きなように配置したり、Layout(レイアウト)ボタンをクリックしてすべてをエディター任せで自動配置させることもできる。

どのモジュールでも、タイトルバーをダブルクリックすると、そのパラメーターがすべて隠れる。もう一度ダブルクリックする(または隅の最大化ボタンをクリックする)と、そのモジュールは最大サイズに戻る。構成要素の多いパイプを扱うときには、これは有用である。

パイプを働かせるためには、モジュールをつなぎ合わせる必要がある。これは、どのモジュールでも、出力端子をクリックし、そのデータを配信したいモジュールの入力端子をクリックすることによってできる。エディターでは、どの接続が認められるかを示すために、使える端子をオレンジ色に光らせる。どのモジュールでも、端子の上にマウスを動かせば、その端子がどのような種類のデータを出力・入力するかを見ることができる。

モジュール間の接続を切断するためには、接続の終端となっているどちらかの端子をクリックする(小さいはさみのアイコンが表われるだろう)。

多くのモジュールは、設定可能なパラメーターと入力フィールドを持っている。これは、普通のフォーム・フィールドのように記入することもできるし、他のモジュールからの適切な形式の入力接続で埋めることもできる。動作中にパイプにユーザーが各自入力できるようにするには、ユーザーインプットモジュールを使う。

サブパイプは、保存されたパイプリストからカンバスにドラッグされたパイプである。サブパイプは、通常のモジュールと同様にふるまうが、「open(オープン)」リンクが追加されている。このリンクをクリックすると、エディターに新しいタブが開いて、その場でサブパイプを編集できる。メインのパイプとサブパイプを編集しているときに、タグを切り替えるには、ツールバーのタイトルタブをクリックする。

Debugger(デバッガー)

デバッガー区画は、今選択されているモジュール(オレンジ色で表示)の段階で出力されるパイプの内容を表示する。パイプの最終出力を見るには、そのoutput(出力)モジュールを選択する。ときどき「Refresh(更新)」をクリックして、デバッガーが表示しているパイプからのデータを最新のものにするひつようがあるかもしれない。

デバッガーを使えば、パイプが期待通りのふるまいをしているかどうか確認するために、パイプの各部分を点検できる。デバッガーは、フィードにおけるそれぞれのアイテムのタイトルを表示する。それぞれのアイテム・タイトルの左側の小さな三角形をクリックすれば、そのコンテンツの詳細を調べることができる。

パイプの保存・実行

パイプを編集し終わったら、カンバス区画の右上端にあるボタンを使って保存しておこう。パイプに名前を付けるプロンプトウィンドウが表示される。また、パイプを公開するかどうか選択できる。Publishing(公開)すれば、パイプは誰にでも見えるようになり、みんなが各自で使うためのコピーをクローンすることができるようになる。

パイプが保存されれば、リンクには「Run Pipe...(パイプを実行する)」リンクが表われる。あなたのパイプリストページ("My Pipes")に戻って、それをリストから選んでも実行できる。