情人節はどう過ごす?ロマンチックな14の方法と7種の求愛必勝武器【中国的バレンタインデー(3)】
多分栗先生にかかればツッコミどころ満載と思われる「バレンタインデーの過ごし方」。なお、このとおりやって失敗しようと成功しようと当方は一切関知しませんので念のため。
■ロマンチックな情人節
1.おしゃべりをするときはろうそくの光を付けたり、赤いスカーフで明かりを覆ったりする。
2.花屋に予約して、夜7時にあなたと彼氏(彼女)がデートしているところに花を送ってもらう。
3.人のいない砂浜や砂州に行って、ジャガイモをあぶる。
4.小雨の中で傘を差さずに歩き、ちょっと歩いては雨宿りの場所に入ってほほえむ。
5.星占いをよく覚えておいて、彼氏(彼女)を山頂に招き、相手の星座を指し示し、それから星空を眺めて気ままに空想する。もちろんちゃんと覚えていないだろうから、適当にきれいな星を指して、感動的な物語を作り上げればいい。
6.古い歌を歌う。古ければ古いほどよい。
7.相手に求愛する準備をしているなら、こう言えばいい。「ある求愛方法では、自分の手に“心”の字を書いて、もし同意するなら相手も一つ書くんだって」。こう言いながら自分の手に赤いペンを一つ持ち、もう一つ置いておく。
8.事前にハンカチを準備して、そこに字を書いておく。喫茶店で彼女とおしゃべりが盛り上がったとき、突然黙って、ポケットからハンカチを取り出す。そこには「君と一緒にいると本当にうれしい!」と書いてある。
9.彼氏(彼女)とデートするときに腕時計を止めてしまう。別れるときに時計を見ながら言う。「君と一緒にいると、僕の時間も止まって動かなくなってしまう。まだ7時だったらいいのに」
10.長いマッチ棒を使って、ケーキの上に相手の名前を書く。そして、端に火を付けて最初から最後まで燃やしてみる。
11.1軒のレストランを予約して、事前に支払っておく。おしゃべりをしているとき、突然明かりが暗くなり、店員が誕生日ケーキを出してきて、誕生日おめでとうの歌を歌う。
12.野外へ行って情人節バーベキューを食べる。
13.《伝統漫才選》を買ってきて、退屈な時間に二人で見ていれば、予想もつかない楽しみがある。
14.古人をまねて、雪を踏み、梅を探してみる。
■情人節の7種の武器
■生花攻勢
「花を贈るなんて独創性がないね!」――などと決して言ってはいけない。女の子は花が好きで、多ければ多いほどいい。当然、バレンタインデーの花は赤いバラだけではない。彼女の性格にぴったり合った花を贈ればいい。
もし彼女が性格の優しい清らかな女の子だったら百合を贈ってもいい。気高くて魅惑的な日となら、スミレやチューリップ、活発で可愛いなら言うまでもなくハルシャギク(波斯菊)が一番ぴったりだ!
忘れてはいけないのは、花を贈るだけではなく、花束の中にあなたのカードを挟む必要があることだ。カードには、自分の一番好きな甘い言葉を書けばいい。生花はしおれるかもしれないが、あなたの書いたものは永遠に保存する秘蔵品になるかもしれない。
もし彼女をびっくりさせたいならば、カードにサインを入れなくてもいい。また、直接渡さなくてもいい。情人節の神秘的な敬慕者のふりをしておけば、彼女は一日中得意気に笑うかもしれない。
もし勇気を出して告白できないならば、花を使うのはいい前置きとなるだろう。
■ラブレター攻勢
意外? 実のところラブレターはとても効き目がある必殺技だ。もし自分の文字能力に自信があるならばこれを試してみるべきだ。絶対に彼氏(彼女)に消えることのない印象を残すことができる。
何? 《ラブレター大全》? 《ラブレター必勝ハンドブック》? そんなものを見てはいけない。誠心誠意、自分で書く必要がある。どこかから書き写してきたのだということが相手にばれたら、思いを加えるどころか、彼氏(彼女)の心の中の思いを弱めることにもなりかねない。あなたは嘘つきに見えてしまうからだ。自分で書いたのであれば、たとえ少しばかり幼稚なところがあったとしても、勇敢な恋人はどこでも歓迎を受けるものである。
■心動かすろうそく
花を送るのは、あまりに決まりきったやり方だ。ラブレター、あまりに手間がかかる。だったら、このろうそくはきっと彼氏(彼女)の心を動かすことができる。
前提は、君たちがすでにデートを約束しているということだ。彼氏(彼女)と約束したら、一本の色つきの小さなろうそく(隠しもって行けるくらいの大きさ)を携えて、ライターも用意して出かけよう。
室外であれば、暗くなる時刻を待って(7時以後)、彼氏(彼女)を人混みから離れさせる口実を探す。気が付いていないすきにろうそくに火をつける。ろうそくの光に二人が照らされたとき、何か言うべきことがあろうか? 一緒に一年に実現したいことについて願掛けしてもいい。
室内ならば、停電を口実にしていきなりろうそくをあかあかとともし、彼氏(彼女)を驚かせ、喜ばせることができる。
■美酒攻勢
微妙なアルコールは情人節のこの日にムードを高めるのに最も適している。あまり強くない人気の酒が一番言い選択だ。果実酒でもいい。要するに、見たところロマンチックであるのが一番重要だ。味は少し甘めが情人節に最適で、香ばしいのも悪くない選択だ。
もしいつもからお酒を飲んでデートしているのであれば、今度の情人節でも美酒を選びやすい。一緒に酒を飲む機会が少ないなら、この機会を利用して、「美酒+生花」の情人節を準備しよう。
ちょっと酔ったときには勇気も出てきて、心の底から話ができる。たとえ失敗したとしても、アルコールに罪をかぶせることができる。「ちょっと酔っぱらったみたい」でばつの悪い場面を回避し、あとで顔も合わせられないなどということを避けられる。
注意。未成年者は酒を飲んじゃダメだよ。
■親密な接触
「彼氏(彼女)の手を握りたい!」――そこで情人節を利用してうまく「初めての親密な接触」を始める方法を教えよう。
秘訣:外出して、遠ければ遠いほどよい。
室外だと機会が多い。室内だと、彼氏(彼女)の手を取るいい口実を探しにくい。ピクニックに行くのはいい考えで、さらに比較的寒いところならばさらに成功は用意となる。山に登るなら、手を取るのは非常に自然だ。もし寒いと感じるなら、そっと彼氏によりかかり(あるいは彼女を抱いて)何も言わずにいればいい。山頂で星明かりを見て、湖で月夜を眺めるのは、君たち二人だけの情人節だ……もしピクニックに行く約束がないなら、道を渡るときに彼氏(彼女)の手を取ればいい。高すぎる階段、ホラー映画、お決まりの手相判断……これらも手を取る小さな策略だ。
親密な接触の機会は容易に造れるが、緊張しすぎてはいけない。彼氏(彼女)を誘う前に、自分で鏡の前で少し練習してみよう。
■熱情チョコレート
彼に告白というのは、情人節の日の女の子の特権で、この機会を逃してはならない。もし相手の好みがわかっているならば、彼氏の最も好きなチョコレートを送ればうまく歓心を買うことができる。そうでなくても、チョコレートを選んで、あなたの気持ちを伝えよう。
少し見てみよう。やさしく気がかりなこっそりとした恋なら、ミルクチョコレートで告白できる。彼氏はあなたが甘くておいしいと感じて、成功の第一歩を踏み出す。
激しい感情なら、当然アーモンドチョコレートが最適だ。でなければ、あなたは彼の心の中で特別だということはどうやって表わせるのだろうか?
もし苦しい恋ならば、純粋なチョコレートであなたたちの間の感情を溶かすことを試してみよう。彼氏に告白して愛情は苦み・渋みを有していたとしても、あなたの気持ちは以前のまま変わらない。苦くて渋いあとの甘さは特別だ!
■ダイヤモンドの“貴重”な心
傷もなくきらきら光るダイヤモンドは貴重な愛情を象徴するのにちょうどよいため、結婚指輪には一般的にダイヤを埋め込まれるのだという。もしあなたの心がしっかりと固まっており、三生三世にわたって彼女といっしょになるというのであれば、情人節の機会をつかまえてダイヤモンドのアクセサリーを愛情のしるしとして贈ってみよう。
ダイヤに組み合わせる最も甘い言葉は「あなたにプロポーズします」だ! この時、ダイヤモンドの指輪が最適な贈り物だ。
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