「言及なしトラックバックでページランクが下がる」は間違い。(付:言及なしトラックバックについてのまとめ)
ここ数日の間に「言及なしトラックバックを受けると、ページランクが下がってしまうので、言及なしトラックバックを放置しておくとまずい」というデマが広まっている。そのデマの根拠として当ブログで訳出した「グーグルの特許出願文書全訳」が挙げられているのだが、はっきりいって誤読であるため、間違った情報が広まらないように注意を喚起しておくこととする。トラックバックspamを受けた被害ブログ側がGoogleからペナルティを受けることはない。
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■都市伝説の始まり
発端はどうやらこの記事のようである。
無意味なブログを検出しました! : トラックバック弾かー(2005.07.05)
この度のGoogleのシステム変更により、どうやら内容に言及のない、或は該当記事へのリンクがない、および記事の内容がリンク元と合致しないリンクがあった場合には好ましからざるサイトと判定され、ページランクが落ちてしまうようになったらしいんです(←絵文録ことのは : Googleの新しい順位決定方法のすべて。SEO関係者必読、グーグル特許出願文書全訳)。
これですね、よく分からない方には、ふーんあっそ、程度の話に受け取られるかもしれないですけど、ブロガーには大問題です。これはつまり、宣伝トラバを放置している事で、別に何も悪い事はしていないのにGoogleから嫌われてしまうってことです。つまりいつまでたってもGoogleの表示順位が上がらない、ひいてはアクセスがあがらないってこと。
ここから「宣伝トラックバック(=言及なしトラックバック)を放置すると、ページランクが下がる」という情報が広まることになったようだ。
しかし、実際にはそのような事実はない。原文の特許文書をちゃんと読んでもらえばわかるが、宣伝トラックバックやspamコメントで「無関係な内容のサイトからリンクを集めているspamサイト」のページランクが下がるという記述はあるものの、その逆、つまり宣伝に利用されたサイトの側についてはまったく関係がない。
じっくり読んでいただければ、spamサイトとそうでないサイト、たとえば「急に人気の出たサイト」などを区別するかという仕組みがいかに巧妙に作られているかがよくわかると思う。つまり、spamを自分がやっていないなら、あるいは無差別トラックバックを打っていないのであれば、何ら恐れることはないのである。
逆に、こういうコメントを無差別にブログのコメント欄に投稿するようなサイトは、あっという間にスパム認定されて、googleランクを自ら落とすことになるのである。
みんなのプロフィール
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こんなスパムサイトに登録するようなうっかりさんはそう多くないことを期待したいのだが。
■都市伝説の広がり
さて、そのブログ記事は以下のように拡散していった。都市伝説の広がりや噂の伝達といった社会心理学的な興味からまとめてみたいと思う。
- マイバブルタイプ:トラックバックに対する考えが変わりました。(2005年07月08日)
- →トラックバックシステムのご臨終: 1万円で開業できる仕事のススメ(2005年07月08日)噂と推測に基づいて「Blogの最大の特長であった"強制被リンクシステム"ことトラックバックが、その短い命を遂げようとしているようです」とまで記載。
- 今日の覚え書き: 言及のないトラックバックへの対応(July 07, 2005)※後日訂正あり
- →Modern Syntax : Google様のひとことで世界が変わる(2005年07月07日)……モダシンさんまでうっかり信じてしまったくらい説得力があったとは。
- →→jkl | www=google world(2005.07.08)
- →→My Little Empire:天のGoogle様の言うとおり、なのなのな。(July 08, 2005)
- →→のまのしわざ(改め)ガンダム部長: 世界はGoogle依存症(July 09, 2005)
- →→【ブログの常識/非常識】言及リンクのないトラックバックを放置して置くと大変なことになりますよ~(2005年07月09日)
- →→老けゆく女 | ページランクを下げる言及リンクのないサイトからのトラックバック(2005.07.09)
- →ShortCut:言及なしトラックバックでGoogleページランクがダウン(2005年07月08日)
- →→Kyan's BLOG II: 言及なしトラックバックの影響
- →→ひでゆきの小ネタ部屋・別館: Googleが言及のないトラックバックにペナルティ?(追記あり)(2005.07.08)
- CU*Chu!: 言及リンクなし徹底削除!!!(2005年07月07日)
- 宵闇書房 Twilight bookstore | 笑えないgoogleの仕様変更(2005.07.08)※訂正あり
- AF trial: トラックバックによるアクセスアップの弊害?!(Jul 08,2005)※訂正あり
■デマを補正するデータ
デマだろうと都市伝説だろうと噂だろうと検証なしにどんどん「井戸端会議」的に広めてしまうのもブログ情報ネットワークの実態であるが、一方でそのデマ情報を修正する正確な情報もまた広がっていく。これもまた面白いところである。
- Ogawa::Memoranda: 今こそnofollow属性を有効にしよう(July 08, 2005)
- 言及無しトラックバックでランクが下がる?: Deep's Blog(2005年07月09日)……デマを否定するまとめ記事。
こういう事例を目にすると、やはり「情報源に当たる」こと、自分自身で情報の真偽を確認することの重要性が身にしみてくる。今回の情報でも「らしい」という推測・憶測が引用されていて、それをみんな受け入れてしまっている。今、ネットを使う人に必要なのはメディアリテラシー教育ではないだろうか。
■言及なしトラックバックの是非について
ついでなので、最近話題の「言及なしトラックバック」について、まとめと自分の考えを記しておく。まず、事実関係は以下のとおりである。
- 2002年夏、ブログツールMovable Typeにトラックバック機能が搭載される。他のツールでもこの機能が使えるようにされていたため、特にブログツールを中心にトラックバック機能が広まる。
- 当初は「関連する記事がある」ということを通知するために使われる機能だった。このとき想定された使い方は2つ。
- 他のブログに言及したということを通知する。関連記事なのだから当然、言及先の記事にリンクしてあって当然というのは前提としてあったかもしれない。ただ、それは明記されていない。
- トラックバックセンター的な記事やサイトに関連記事通知として送る。この場合は言及なしトラックバックとなりやすい。Friday5などの参加者同士が言及リンクなくお互いにトラックバックを送り合うというのはこのタイプ。
- ブログが日本で広まるにつれて、一部には一方的宣伝、あるいは馴れ合いトラックバックなど、関連記事以外にトラックバックを送る例が増える。また、一日に数十件のトラックバックspamが馬鹿な毛唐や紅毛人*1から送信されてくる例も激増。
- 「言及なしトラックバックはたいていが無関係な一方的トラックバックだから、削除します」と考える人が増える。
- 「本来、トラックバックの仕様には、言及リンクは必須とされていない。仕様で制限されていないのだから、言及リンク必須というのはおかしい」という人たちもいる。
- 「とにかくだれかからかまってもらえるのは嬉しい」という人たちは、無関係トラックバックであっても逆に喜んで「トラックバックありがとうございました」とお礼を言いに行ってしまう現象もよく見られる。
■個人的考え:関連あるならリンクすればいい。
とまあ、こういうふうにまとめている文章のトゲを読んでもらえばわかると思うが、わたし自身は基本的に「関連があるなら記事中にリンクをすればいいのだし、関連がないのならトラックバックしなければいい」という考え方の持ち主である。一方通行にするのは気持ちが悪い。で、こちらからリンクしてトラックバックした場合にお返しトラックバックを受けるのも気持ち悪い。「読みましたよ」という通知なんだろうとは思うのだが、余計な形式的挨拶のように感じてしまうのである。
■言及なしトラックバックを弾くプラグイン
naoyaのはてなダイアリー - Movable Type で言及リンクのない TrackBack ping を弾くプラグイン(July 03, 2005)
マナーやルールでどうこうではなく、さっさと最初から言及リンクのないトラックバックを弾けばいいじゃないか、というのがnaoyaさんらしい解決法である。
で、わたし自身は、この記事を読んでもうためらうことなくすぐに導入した。今、すでにこのブログに対する言及リンクなしトラックバックは(おそらく)不可能になっている。導入した理由は以下のとおり。
- 言及なしトラックバックは、こちらのブログから相手記事への一方的リンクを、自分の意図とは無関係に張られるものである。
- そういうトラックバックは往々にして、読む価値のないつまらない記事からのものであることが多い。ならば自分自身のブログを汚されたくないし、読者にも無駄足を踏ませることになるので削除したい。
- 関係ない記事への一方的宣伝トラックバックも結構ある。
- たまに関連する話題で価値ある記事からのトラックバックが言及リンクなく届くことがある。ただし、非常にまれである。こういうときはお返しトラックバックで、向こうの記事からこちらにも誘導するかどうかを悩んだりする。結局、そのままにすることが多かったと思うが。
- 最近急増しているバカ毛唐からのトラックバックspamは、100%すべて言及なしである。当たり前だが。しかし、対策しないと一日に100近く送ってくるというのはかなりキチガイじみている。
- 以上の比率としては、spam90%、削除したいもの8%、残してもいいかなと思える有意義なもの2%くらいである(印象的に)。
- いかにspamを弾くかという点では今まで非常に困っていたので、2%のものを犠牲にしてもメリットの方が大きい。
- というわけで、さよなら言及なしトラックバック。
■当ブログ内トラックバック関連記事
- トラックバックの有効な使い方を考える [絵文録ことのは]2003/12/09
- トラックバック、よくある勘違い [絵文録ことのは]2004/06/01
- トラックバックspamとトラックバック削除の基準 [絵文録ことのは]2004/12/16
- トラックバック・ポリシーを作ろう。ルールやマナーに悩む人のための作成ガイド [絵文録ことのは]2005/05/24
- トラックバックって何ですか? [はじめてのウェブログ]
- 3分でわかるトラックバック [はじめてのウェブログ]
- *1: 政治的に正しくない表現であるが、このブログでは「馬鹿な西洋人」=「毛唐」「紅毛人」であって、バカでない西洋人を含まない
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どうも。
最初に言及リンクを含まないTrackbackを送信してしまい、やってしまったと思ったのですが何故か受信されてしまいました。
どうやら、naoyaさんのプラグインはMT3.121以降で動くようで、MT2.661のことのはでは動いてないようです。
そうだったのか(;´Д`)
ちぇっ、デマが広がるにまかせて黙ってればよかったのに~
>たださん
自分とこの記事が論拠になってなければそれでもよかったんだけど(笑
というか、MT3.2ではトラックバックは普通にModeratedにできるので、今こんな中途半端なプラグインを性急に広める必要はないでしょう。
言及リンクがあるかどうかを受信時にチェックするなんていうのは頭の悪いやり方で、オフラインでチェックするツールでも作ってそいつに任せりゃいいんです。
被害が全くないかというと、そうでもない気がします。
少なくとも、不純なテキストが自分のブログに組み込まれることになるし。^^)
また、経験談ですが、記事中のテキストリンクは、トラックバックと較べて絶大な効果があります。
エントリーのタイトルテキストを使って、上位表示されてる記事に相互リンクを貼ると、新しいエントリーでもあっというまに上位表示されます。(笑)
こんにちは。
今回は誤報を広げてしまい、本当にすいませんでした。修正記事をわざわざ書いていただく事態になり、有り難いのと同時に申し訳ない思いでいっぱいです。
ことのはさんが元データなので問題ないだろうとろくに読まずに記事上げした私に責任の一端があると思っています。
以後このような事がないように気を付けます。
>もそさん
間違いは誰にでもあるものです。訂正されればそれもまた早く広まるのがブログのいいところではないかと思います。
易経に「君子豹変」とありまして、君子があやまちを改めるときははっきりと行なうということです。君子ってのは品格が高い人のことですね。
間違いをやらないのが君子ではない。間違いを訂正するのが君子であると思います。そして、間違いを訂正した人についてはそれ以上問題視しないのもまた君子であろうと考えています。逆に言えば「俺の方が偉い」ゲームを繰り返しているような連中は小人であるということですな。