「大僧正天海」の版間の差分
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2010年1月28日 (木) 20:52時点における版
大僧正天海
大僧正天海は、天海についての事跡を各種史料からまとめた著作である。著者は須藤光暉(南翠)。大正五年九月二十日、冨山房から出版された。
本書の内容は極めてすばらしいものであり、一般に「事跡が明らかでない」とされる天海の事跡を明確に記したものである。
このサイトでは松永英明が現代語訳して全編掲載する。
目次
第一編 修学
- 第一章 瑞夢受胎:天文五年(1536)陸奥国大沼郡高田郷に船木兵太郎出生
- 第二章 龍興入室:天文十五年(1546)高田の龍興寺にて出家、随風と号する
- 第三章 負笈振錫:天文十八年(1549)宇都宮の粉河寺、比叡山東塔別所神蔵寺、三井の園城寺
- 第四章 慈母嬰疾:弘治二年(1556)南都興福寺、母の危篤により帰郷
- 第五章 名山歴訪
- 第六章 甲府論席
- 第七章 三教一致
- 第八章 会津没落
第二編 行化
第三編 人師
第四編 国宝
第五編 菩薩
- 第一章 相国不予
- 第二章 骨肉乖離
- 第三章 山門復旧
- 第四章 照廟改営
- 第五章 神鶴献瑞
- 第六章 仙波炎上
- 第七章 大樹省病
- 第八章 日光門主
- 第九章 宝塔更築
- 第十章 世子生誕
- 第十一章 法宝付属
- 第十二章 大円正覚