「精油」の版間の差分
提供: 閾ペディアことのは
ナビゲーションに移動検索に移動 (新しいページ: ''''精油'''(エッセンシャルオイル)とは、 *植物の花・葉・果皮・樹皮・根・から抽出した天然の素材であり、 *有効成分を高濃度...') |
|||
72行目: | 72行目: | ||
[[:category:精油]]を参照のこと。 | [[:category:精油]]を参照のこと。 | ||
− | [[category:アロマテラピー|せいゆ]] | + | [[category:アロマテラピー|せいゆ]][[category:精油|#]] |
2007年5月15日 (火) 11:30時点における版
精油(エッセンシャルオイル)とは、
- 植物の花・葉・果皮・樹皮・根・から抽出した天然の素材であり、
- 有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である
(社団法人日本アロマ環境協会の定義)
アロマテラピーにおいて使用される。
精油の特徴
- 生命活動の中で生み出される有機化学物質である。
- 数百種類の有機物の混合液である。
- 精油ごとに独特の香りと機能、効用がある。
- 天然状態よりも100倍以上濃縮されている。
- 精油は植物油/油脂ではない。オリーブ油、アーモンド油、サフラワー油などは植物から得られた油脂だが、精油は油脂ではない。
- 精油は植物性香料である。動物性香料、合成香料(化学香料・単離香料)とは別である。
精油の性質
- 芳香性……よい香りがある
- 脂溶性……油に溶け、水には溶けにくい。水より軽い。
- 揮発性……蒸発しやすい
植物における精油の存在と効果
精油は植物内の分泌線で合成され、その近くの小さな袋である油胞の中に蓄えられている。油胞の場所は植物によって異なる。
- 誘因効果
- 香りによって昆虫や鳥を引き寄せ、受粉などを促す。チョウ、ミツバチ、鳥類など。
- 忌避効果
- においによって虫や鳥を遠ざけ、苦みによって節食されることを防ぐ。カビや有害菌の発生を防ぐ効果もある。
- 生理活性物質
- 植物の体内におけるホルモンのような働きをする。
- 種子の発芽や生長を抑制する効果
- 汗のように精油を蒸発させて冷却する効果
精油の製造法
精油の働く経路
- 嗅覚を通して
- 吸入によって
- 皮膚から
- 引用によって消化管から(日本アロマ環境協会では薦めていない)
精油の作用
- 心身への作用
- 鎮静作用
- 鎮痛作用
- 鎮痙作用
- 消化・食欲増進作用
- ホルモン調節作用
- 刺激作用
- 強壮作用
- 免疫賦活作用
- 利尿作用
- 皮膚への作用
- 収斂作用
- 保湿作用
- エモリエント作用
- 細菌・ウイルス・虫に対する作用
- 殺菌作用
- 抗菌作用
- 抗真菌作用
- 抗ウイルス作用
- 殺虫・虫除け作用
精油の具体例
category:精油を参照のこと。