X記号
提供: 閾ペディアことのは
ナビゲーションに移動検索に移動x記号(x mark, cross, x, ex, or exmark)は、x, ×, X, ✕, ☓, ✖, ✗, ✘等々と表記される記号である。これは、否定(たとえば「いいえ、これは確かめられていません」「いいえ、わたしは同意しません」)としても、また断定(たとえばBallot(全候補者名が印刷されている無記名投票用紙)や、地図上の場所を示すためのx印など)としての概念を表わす。これはチェック記号の反対として使われることが多い。
これは文盲の人のサイン代わりにも使われる。この目的のために使われるx記号が正式なものとして扱われるためには、立ち会いが必要である。
動詞としては、「X印を付ける」「抹消する」という意味になる。xマークかチェックを記すための「□」を書くことは、特に印刷物や文書では普通のことである。
キリスト教世界では、XはXristos(キリスト)の頭文字(あるいは十字架=Cross)を意味する聖なるシンボルでもあった。しかし、十字架から「死」「不運」「不幸」「苦難」、さらに俗語的用法として「ペテン」「八百長」「不正」などを意味することもある。また、数学的には「未知数」を意味することもある。
日本語における否定の「×(バツ印)」は、このx記号の影響を受けているとも考えられる。