ハーマングリッドは、整然と並んだ正方形の隙間の白い十字路に、ぼんやりとした黒い影が観察される現象。
初めて報告した人の名を取ってハーマングリッド(ハーマン格子)と呼ばれる。
正方形に色を付けた場合、同色相で彩度の低い影が見える。
視覚系の比較的低次の神経細胞(視神経細胞や外側膝状体細胞)が持つ同心円形(ドーナツ型)の受容野に原因があるとされる。