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2008年5月13日 (火) 21:59時点における版
水蒸気蒸留法(すいじょうきじょうりゅうほう)は、精油(エッセンシャルオイル)製造方法の一つ。
方法
- 原料の植物を蒸留釜に入れる。
- 直接蒸気を吹き込む。または、釜に入っている水を沸騰させる。
- その水蒸気で植物の芳香成分を蒸発させる。
- 芳香成分を含んだ水蒸気は、冷却管を通って冷やされ、液体に戻る。
- 上に浮いた芳香成分を水と分離して精油として得る。
- 残った水には水溶性の芳香成分が溶け込んでおり、この水を「芳香蒸留水(フローラルウォーター)」という。
特徴
- 装置が比較的簡単で安価なため、多くの精油がこの方法で抽出される。
- 具体的に水蒸気蒸留法で抽出される精油は以下の一覧を参照のこと。
- 植物によっては、熱と水にさらされることで、本来の香りや成分が失われるものもあり、この方法に適さないものもある。