マッカロー効果
提供: 閾ペディアことのは
ナビゲーションに移動検索に移動マッカロー効果は、視覚系が二つの特徴次元の組み合わせに順応して生じる現象。
縦縞に緑、横縞に赤で塗られた色つきパターンを数分間見続けた後、色のついていない無彩色パターンに目を移すと、物理的には白黒であるにもかかわらず、縦縞は赤、横縞は緑に色づいて見える。
縞模様の方向(縦・横)と、色(緑・赤)という二つの特徴次元の組み合わせに順応している。
錯視効果の観察中に図を90度傾けて縦横の関係を入れ替えれば、方向の変化に対応して色の現われ方が逆転する。
45度傾けて斜め方向の縞を見れば、斜め方向には順応していないため、効果そのものが失われる。