法克鱿
法克鱿(法克鱅/fǎ kè yóu/ファークーヨウ)は、中国ネット十大神獣の一つで、四大神獣・十大神獣に挙げられる架空の生物である。詳細は「ネット十大神獣」も参照のこと。
発祥
英語「Fuck you」の諧音。「肏你」と同義。鱅はスルメイカを意味する。
発展形
百度神獣の一。遙か遠くの「小比洋」に分布。種々の原因により、マラゴビの浅い水中にもやってきた。
法克鱿は頭足網の一科であるスルメイカ科(Loliginidae;squid)に属する。ラテン語学名はvai-tefoder。欧米原産のきわめて狂暴なスルメイカである。危害を受けるときには白色の粘りけのある濃い液体を噴出して自己を保護し、人身に対して回復不能な傷害を与えることができる。
原産を調べると、フランス(法国)とクロアチア(克羅地亜)であった。そのために「法克スルメイカ」という。
中国のゴビ砂漠における珍種・草泥马と並んで有名だ。
某国に伝来後、某国人はこれを好んで食べる。トウモロコシ(玉米)と一緒に炒めると特有の香りが生まれる。「玉米法克鱿」は世界五大美食の一つである。食べ物にうるさい中国人さえ常食している。料理の注文のとき、小姐がメニューを渡すのを待つことなく、本物の美食家は先に叫ぶ。「玉美法克鱿、某国法克鱿、要非主流的法克鱿!」このとき、小姐は心から理解してうなずくのである。
[有名な某国大物歌手の寝室では、某国で最も有名な法克鱿レストランの食事をとることが好きである。そのメンバーによれば、西洋式の法克鱿が一番すきで、法克鱿の動転するような味が大好きだという]
このようなスルメイカはこれまで主要な河川(「主流」)では生活しなかったため、科学者たちはそれを「非主流」と呼んだ。その生活習性について現在の研究では、夜が明けてからは出てくることなく、日暮れになってようやく群れをなし隊を組んで出没し、繁殖と産卵を行なう。しかもその繁殖速度は極めて早い。(※「非主流」とは、中国の1990年代生まれの若者たちを中心とする若者文化を指す)
法克鱿は同時にその背後に文化的背景を有している。元謀原人・北京原人の壁画にもすでに出現する。人類誕生以来、法克鱿は人類文明の中で重要な役割を演じてきた。いくつかの太古の部落ではそれをトーテムとしていたものさえある。斜眼族という部落は古の某国に移住した。このため、某国人が法克鱿を好む深層心理となっている可能性がある。
欧州世界はさらにこれを好むようになった。有名な歌「we will we will 法克鱿 法克鱿」は、法克鱿に対する無限の愛を歌ったものである。法克鱿は動物というだけではなく、美食でもあり、文化でもある。中には世界地図の形が法克鱿に似ているという人さえいる。この説は多くの専門家が受け入れ、学会でも広く賛同を得ている。現在、法克鱿はすでに世界各地に分布しているが、中国蘭州法克鱿と高麗法克鱿が最も有名である。